埼玉県議会 県議会

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掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (田中龍夫議員)

病児・病後児保育の推進について

Q 田中龍夫議員(自民)

先日公表されました本年4月1日現在の数値によると、本県の待機児童数は3年連続して減少し、ウーマノミクスの推進に寄与するものと期待するところであります。待機児童対策が進むことにより、働く女性が保育所に子供を預けることができて、大変助かるところです。
しかし、一旦子供が病気になったときには保育所では対応していただけません。私の娘も共働きで勤めています。1人目が生まれ、1年産休で休み、2年働いて2人目が生まれ、また1年産休で休み、再度勤め始めました。会社もよく我慢して働かせてくれるものだなとありがたく、感心しております。
ところが、朝元気に保育所に行った子供が、熱があるからと、せきが出たからと、元気がないからと、異変があるたびに保育所から呼び出され、抜け出しては会社に迷惑をかけている様子です。これでは、働く者の権利とはいえ、会社にとってはたまったものではなく、責任ある仕事を任すわけにはいかないだろうなと思ってしまう次第であります。核家族世帯の割合が全国第2位と高く、同居する祖父母などの援助が受けにくい本県においては、子供の具合が悪くなると親が毎回直面する問題です。子供が病気のときぐらい、親が仕事を休んで面倒を見るのが望ましいのですが、責任ある立場で働く女性など、どうしても休めない場合があるのも事実です。
こうしたとき頼りになるのが、病気にかかった児童や病気の回復期にある児童を預かってくれる病児・病後児保育の存在です。現在、埼玉県内でも病児・病後児保育事業を実施している施設はありますが、その数と利用定員はまだまだの実感です。また、現施設の利用勝手もポピュラーとなっていない感があります。保育サービス受け入れ枠の拡大のために保育所を増やすとともに、病児・病後児保育を充実させることは、働く女性を支援する上で欠かすことのできないことと考えます。そこで、県内における現在までの病児・病後児保育の整備状況について、また施設の設置運営に当たっては、自治体等運営主体に多大な負担をかけますが、今後県が積極的に利用困難地域を解消していくためにどのように支援していくのか、そして利用者にどのように周知させていくのかを福祉部長にお伺いいたします。

A 荒井幸弘 福祉部長

県では、働く女性が子育てと仕事を両立できるよう、保育所をはじめとした保育サービスの受け入れ枠を拡大するとともに、多様な保育ニーズに対応するため、病児・病後児保育や延長保育などの充実にも努めております。
本来、子どもが急な病気の時は、心身ともに安心できる家庭において、親が愛情を込めて看護できるよう職場の環境を整えることが大切と考えております。
「育児・介護休業法」の改正などにより、小学校就学前の子どもを持つ親の看護休暇も拡充されてきております。
県においても、子育てしやすい働き方などを導入している企業を「多様な働き方実践企業」として認定し、仕事と子育てを両立しやすい職場環境づくりに努めることとしております。
しかし、仕事の都合でどうしても休めない場合も時にはありますので、働く親のセーフティーネットとして病児・病後児保育を充実していくことも必要です。
まず、これまでの整備状況でございます。
市町村では、平成26年度までに83カ所の病児・病後児保育を整備する計画でございますが、平成23年度末現在で、43カ所となっております。
次に、利用困難地域の解消についてでございます。
県では、病児・病後児保育を整備しようとする市町村に対し、その整備費や運営費を助成いたしております。
さらに、利用ニーズが少ないなど病児・病後児保育の単独設置に踏み切れない市町村に対しましては、市町村間の相互利用や共同設置を働きかけてまいります。
次に、病児・病後児保育の利用者への周知につきましては、これまでも市町村が広報誌やホームページで周知を行ってまいりました。
県でも、県内全ての病児・病後児保育の実施施設をホームページに掲載してまいりましたが、今後は、県のホームページのトップページに掲載するなど、県民の方が情報をより得やすくする工夫をしてまいります。
今後とも、働く親が必要な時に病児・病後児保育を利用できるよう市町村を支援してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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