埼玉県議会 県議会

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掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (田村琢実議員)

県立中高一貫教育について

Q 田村琢実議員(自民)

埼玉県立の中高一貫校である伊奈学園中学校は、ことしで10年目の節目を迎えました。私は、公立中学校の中高一貫化は生徒の公正性の観点や地域ではぐくむ教育の重要性から、反対の立場をとらさせていただいております。
公立中高一貫校の問題点は多々存在します。第一に、一貫校では学力試験による選抜を認めていませんが、予算や施設、運営、高等学校との教員連携など通常の中学校よりも優遇されている側面が多くあること。
第二に、公立中学校の選択の自由は原則的に認められていませんが、公立中高一貫校には選択の自由が存在するため、一貫校の入学者と通常の公立中学校の入学者の間で不公平が生じること。
第三に、一貫校生徒の高等学校に入学試験免除が受験というファクターを通しているか否か、実質的不公平が存在するのです。
中等教育全体の多様化、弾力化は必要かと思いますが、公の教育では全体の公正性や公平性を担保しなくてならないと思います。そこで、県教育委員会においては検証会議を行い、成果と課題について検討しているようですが、公の教育の性質を十分勘案するとともに、私立中学校の民業圧迫につながらないよう公立の中高一貫教育をやめるべきだと考えますが、教育委員会委員長のご所見をお伺いいたします。

A 斉之平伸一 教育委員会委員長

私は、学校教育は、子どもたちの「生きる力」を育て、自立と成長を保障することにあると考えております。
併設型中高一貫教育校である伊奈学園中学校は、中等教育の多様化、弾力化の一環として、能力・適性に応じた個性を伸ばす教育を推進する観点から意義あるものとして開校し、10年目を迎えております。
私自身、昨年6月に学校を訪問し、生徒や保護者からも話を聴いてきました。
その中で、生徒達は目標を持ち授業にもしっかり取り組むなど、いきいきと活動しておりました。
伊奈学園中学校の設置にあたりましては、県議会平成14年6月定例会で、効果や成果を十分に検証するよう、附帯決議をいただいております。
昨年度は、この附帯決議を受けて、また、10年目を迎えることから、外部の有識者も含む「中高一貫教育検証会議」を設置し、様々な観点から検証を行いました。
その中で、入学者選考方法などに課題はあるものの、さまざまな成果をあげているとの評価をいただいたところでございます。
伊奈学園中学校につきましては、中学校から高校へいたるゆとりある6年間の学校生活で、特色ある教育活動の実施により成果をあげ、中等教育の選択幅を広げる学校として十分寄与しているものと考えております。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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