埼玉県議会 県議会

ここから本文です。

ページ番号:11672

掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (田村琢実議員)

高校教科書問題について

Q 田村琢実議員(自民)

今春、来年度から使用される高校用日本史教科書が検定合格いたしました。この合格教科書の一部がひどい内容であり、教育基本法や学習指導要領の目的を逸脱していることが問題となっています。東京書籍日本史Aでは、「朝鮮人や中国人、フィリピン人、ベトナム人、オランダ人など多数の女性が慰安婦に駆り出された」と記述。明らかに強制連行の書き方であり、いわゆる「従軍慰安婦の強制連行はなかった」という首相答弁に反する内容となっています。また、山川日本史Aでは、「日朝間では日本人拉致問題が障害となって政治的交渉は頓挫している」と記載。あたかも拉致事件や被害者が外交の障害であるかのように教える教科書では、我が国の未来を担う人材育成に疑念が生じます。
ここに紹介したのは一部の記述ですが、このほかにもどこの国の教科書か見間違うほどの記述が多々見受けられます。ようやく中学校用歴史教科書が改善されてきた矢先に、高校用教科書にこのような疑念が残る記述が多いことに憤りを感じているところであります。
そこで、埼玉県における来年度以降の高校用教科書採択に当たり、このような教育基本法や学習指導要領に反した教科書を独自調査で選別し、教育委員会の責任の下に採択を行うことを求めますが、教育委員会委員長のご所見をお伺いいたします。

A 斉之平伸一 教育委員会委員長

高等学校の学習指導要領は、平成25年度入学生から、年次進行で全面実施されます。
今年度から先行実施されております、数学及び理科以外の新しい教科書については、はじめて採択をいたします。
県立高校は、全日制、定時制といった課程の違い、普通科、農業、工業、商業などの専門学科といった学科の違いがございます。
また、普通科であっても、生徒の進路希望状況により、学習内容が大きく異なっております。
私たち教育委員も、県立高校における実際の授業を視察する中で、学校、学科ごとに、学習内容を工夫し、生徒の実情に応じて、きめ細かな教育活動が行われていることを実感しました。
こうした中で、教科書においても、生徒の実情に配慮した採択が必要であると感じました。
県立高校では、校長の指示により、教科書選定委員会を設置し、調査研究を進めております。
そして、校長の職責において、生徒の実態を十分に踏まえた選定結果資料を、教育委員会に提出させております。
採択にあたり、私たち教育委員は、現在、実際に、各出版社が発行する教科書の内容について、研究を進めております。
教育委員会といたしましては、責任を持って、公正かつ適正に教科書を採択してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?