埼玉県議会 県議会

本会議及び予算特別委員会の生中継・録画中継をご覧になれます。

会議録の内容を、検索したい言葉や発言者などで検索できます。

ここから本文です。

ページ番号:11969

掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (武内政文議員)

ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)対策について

Q 武内政文議員(自民)

今、私の地元では梅の収穫が真っ最中であります。異常気象で冬の寒さが長引き、4月上旬まで梅の花が咲き、実の出来具合が心配されましたが、ほぼ例年どおりの収穫ができそうでほっとしております。ほっとしている理由は収穫量だけではなく、ウメ輪紋ウイルスの被害がなかったからであります。
ウメ輪紋ウイルス、別名プラムポックスウイルスはあまり聞き慣れない名前ですが、このウイルスに梅や桃などの果樹が感染すると果実に斑紋が現れ、熟す前に実が落ちてしまいます。北米や南米などでは果樹に重大な被害が出ました。日本では、平成21年4月に東京都青梅市で初めて感染が確認され、周辺地域の果樹園や公園、住宅の庭木などに被害が広がり、これまで苗を含め1万本以上の梅の木が処分をされました。アブラムシの媒介や接ぎ木によって感染することが分かっております。
本県でも平成22年6月に飯能市で感染が確認され、拡大が心配されております。その後しばらく感染は確認されておりませんでしたが、最近国の調査で入間市内で感染が確認されたとの情報があります。梅の栽培関係者以外の一般の県民の方が知らないうちにプラムポックスウイルスを運んで感染する危険性は十分考えられます。県内では、越生町、毛呂山町をはじめ寄居町、秩父市、さいたま市、上尾市など広い地域にわたり梅が収穫されております。道路網が整備され、人の移動が活発になる一方で、県内へのウイルス感染が心配です。
そこで、現在はウイルスの拡大を防ぐためにどのような対策を行っているのか、また今後の拡大への備えをどのように行っているのか、農林部長にお伺いいたします。特に一般の県民の方への周知、どのように行っているのでしょうか。

A 高山次郎 農林部長

ウメ輪(りん)紋(もん)ウイルスの感染により発症するウメ輪(りん)紋病(もんびょう)は、ウメ、スモモなどの葉や実にリング状の模様が生じ、果実の商品価値を失う、そういう病気です。
ウメ輪紋ウイルスは人に感染することはなく、感染した果実を食べても健康には全く影響ありません。
このウイルスはアブラムシが媒介するものですが、感染力自体は弱く、主にウイルスに感染した苗木などの移動により拡大します。
病気のまん延を防止するため、平成21年から、国が中心となり全国で発生状況調査を行っています。
これまでの調査により、本県では、平成22年6月に飯能市内で1例、また、この6月には入間市内で2例目の感染が確認されています。
本県ではウイルスの拡大を防ぐために、感染が確認された樹木などを根ごと除去し、焼却処分を行っています。
また、感染樹木が確認された敷地やその隣接地を中心に、アブラムシの駆除を徹底しています。
今回、新たな感染が確認されたことから、病害虫防除の専門職員が戸別に訪問して、半径1km以内にある全てのウメやスモモの調査を行っております。
その際、あわせて防除に必要な情報を提供するなど、感染の拡大防止に努めております。
さらに、今後の感染拡大に備え、越生町を始めとする主産地において
ウメの葉の状態を確認し、さらには葉の採取による検査を徹底的に実施してまいります。
県民への周知につきましては、これまでも関係する市の市報にチラシを折り込むなど、注意喚起を図ってまいりました。
今後とも、産地への周知はもとより、県民の皆様にも広くこの病気の特性を知っていただき、感染した苗木などを持ち込むことがないよう、感染防止に努めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?