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掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (武内政文議員)

水源地域を守るための実効性ある対策について

Q 武内政文議員(自民)

県では、中国等の外国資本が水源地域の広い土地を取得し、水の安全性が脅かされることを防ぐ目的から、本年2月定例県議会におきまして水源地域保全条例が制定されました。北海道に次いで全国2番目という対応の速さに敬意を表します。しかしながら、本条例では土地取引の事前届出制により、違反者への勧告、氏名の公表ということまでで、契約自体を制限する実効性が担保されておりません。
とは言うものの、あらゆる手段を使って県民の命の源である水源を守らなければならないことは言うまでもありません。最近は、森林を相続したにもかかわらず、何の手続きもせず、自治体が所在を確認することが困難な所有者が全国的に増えていることも報じられております。
そこで、県としては、この条例による対策とともに、水源地域を守るためにどのような対応を考えているのか、農林部長にお伺いをいたします。

A 高山次郎 農林部長

議員お話のとおり、県民の命の源である水を守ることは非常に重要であると認識しております。
水源地域保全条例の制定とともに、本県森林行政として今取り組むべき課題は大きく3つあると考えております。
まず、1つ目は、条例の意義を森林所有者をはじめ、県民の皆様に深く理解していただくことです。
このため、土地取引の事前届出制が始まります10月1日を目指して、制度の周知・普及に努めてまいります。
2つ目は水を蓄えることのできる保水力の高い森をつくることです。
針葉樹と広葉樹が混じり合った針(しん)広(こう)混交(こんこう)林(りん)へ誘導し、深く広く根を張らせることで、スポンジのように水を蓄える土壌をつくることができます。
県では彩の国みどりの基金を活用し、平成20年度からの4年間に、ダム上流などの水源地域において約2千ヘクタールの整備を行いました。
引き続き、この基金の活用などにより、針(しん)広(こう)混交(こんこう)林(りん)の整備を進めてまいります。
3つ目は森林を適正に保全していくことです。
森林の持つ水源涵養機能を将来にわたり確保するため、保安林の指定などにより森林の保全を図っていきます。
現在、水源地域に指定する予定の秩父市や飯能市などの18市町村では、約41パーセントの森林が水源涵養保安林などに指定されています。
知事の許可なしには伐採できない制度になっておりまして、開発から守られています。
今後も、森林所有者の御理解を得ながら必要に応じて保安林の指定を進めてまいります。
以上のような取組を通じ、土地所有者の方々の協力を得ながら、しっかりと水源地域を守っていきます。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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