埼玉県議会 県議会

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掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (中屋敷慎一議員)

障害者の方々にも「埼玉県体育賞」を

Q 中屋敷慎一議員(刷新の会)

皆さん御承知のとおり、ノーマライゼーションとは、障害者を特別視するのではなく、一般社会の中で普通の生活が送れるような条件を整えるべきであり、共に生きることこそノーマルであるという考えのことです。本県では、教育の場においては障害のある子とない子が一緒に学ぶ機会の拡大をねらった県独自の仕組みである支援籍の普及定着を図るなど、ノーマライゼーションの理念に基づく教育の推進を図っています。そして、その主人公である子供たちに対しては、障害のない子の障害のある子に対する心のバリアを、知り合い、触れ合う、学び合うことで取り除こうとする心のバリアフリーを進めていたり、障害のある子が障害のない子と一緒に学べることで得られる自信や、生活や学習上のつまずきを、共に学び活動することで克服していこうとする社会で自立できる自信と力の体得を進めています。また、スポーツの場面にあっては、埼玉県スポーツ振興のまちづくり条例の第四条二項に、「県は、障害者の社会参加を促進するため、障害者の行うスポーツの普及に関し配慮するものとする。」と規定されています。このように、埼玉県は高いノーマライゼーション意識の下、行政運営を進めている県だと全国に胸を張れるのではないでしょうか。
私は昨年度、埼玉県スポーツ推進審議会の委員として活動させていただきました。年度も押し詰まった3月21日に審議会が開かれ、そのときの議事の中で、埼玉県障害者スポーツ協会の大久保委員から、本県の障害者スポーツの振興施策に高い評価をいただくとともに、埼玉県体育賞の授与に関して、障害者も健常者と同じように対象の範囲に入れていただきたいとの発議があり、これを受けて議長は、今後検討することについて、審議会の事務局であるスポーツ振興課に確認し、同課も、協議事項の中で今後はスポーツ基本法の理念を踏まえて障害者と健常者が共に親しむスポーツなどにも取り組むことが必要になるとの見解を示していました。正にノーマライゼーション意識の高い本県行政の面目躍如といった説明で、私も大きくうなずかせていただきました。
さて、ここで課題として残るのは、障害者の方々に対する埼玉県体育賞の授与問題です。本県の流れにあって、その意義については何ら疑うところはないと思います。また、本県には、一昨年に開催されたバンクーバー冬季オリンピックで活躍されたアイススレッジホッケーの主将で銀メダルを獲得した遠藤隆行選手や、アルペンスキー大回転座位で銅メダルを獲得した鈴木猛史選手をはじめとするすばらしいアスリートの皆さんも大勢いらっしゃいます。私は、私たち県民がこうしたすばらしい選手の皆さんの活躍をもっと身近に感じ、そして選手の皆さんのより一層の励みにするためにも、教育局をはじめとする関係機関の綿密な連携の下で、埼玉県体育賞の授与範囲を障害者の方々へも広げるべきと考えますが、教育長にご所見を伺います。

A 前島富雄 教育長

「埼玉県体育賞」は、本県体育・スポーツの振興・発展に貢献し、その功績が顕著な方及びスポーツ界で優秀な成績を収めた方の栄誉を顕彰する目的で、県教育委員会と公益財団法人埼玉県体育協会で実施しております。
この体育賞には、栄光賞、県体育協会会長特別賞、功労賞、優秀選手賞の4部門があり、昨年度は個人・団体合わせて563名が受賞されました。
本年3月に行われた授与式では、障害のない方と一緒に競技を行うアーチェリーの国際大会で優勝した、平澤奈(ひらさわな)古(こ)選手も優秀選手賞を受賞されております。
県体育賞の授与範囲を障害者の大会にも広げることは、障害者スポーツの振興の観点からもノーマライゼーションの観点からも大変意義あることと考えております。
そして、この表彰が障害者スポーツに関係する皆さんの一層の励みになるものと認識しております。
今後、福祉部や県体育協会とも相談しながら、どのような方法で授与範囲を広げていけるか、検討を進めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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