埼玉県議会 県議会

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掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (萩原一寿議員)

内部障がい者への理解について

Q 萩原一寿議員(公明)

内部障がい者とは、身体障害者福祉法で定められた内臓に重い障がいがある人を指します。例えば心臓機能障がいや呼吸器機能障がい、腎臓機能障がいなど、生命を維持するのに重要な機能の障がいです。厚労省の調査によると、身体障がい者総数348万人のうち、内部障がい者は約107万人と3割近くを占めています。こうした内部障がい者は、日常生活の中で疲れやすい、重いものが持てない、段差がつらいなど、さまざまな症状を抱えながら暮らしています。しかし、外見からはその症状が分からないので、駐車場の駐車スペースや優先席、多目的トイレを使ったりすると、非難の視線を感じたり注意されたり足を踏まれたりと、大変つらい思いをしてきました。
内部障がい者の方は、自分たちの障がいがあることを示さない限り周囲の方から理解されないので、8年前にハートプラスマークというものを考案しました。こちらが、街で見かける障がい者に関するマークといいます。(パネルを提示)これだけのマークが実際に障がい者に関してあります。
よろしいですか。こちらのマーク、何でしょう。ここに書いてあります。聴覚障害者標識という、障がい者の方が車に乗る際に義務付けられている標識です。こちらのマーク、補助犬マーク、身体障がい者補助犬同伴の啓発のマークになります。
こちらが、今回質問させていただきますハートプラスマークになります。現在、福岡県北九州市も市内のバスやモノレールの優先席にこのマークが掲示され、本県においても鴻巣市のコミュニティバスの優先席にマークが掲示されています。しかし、このマークは法的な裏付けはありません。また、内部障がい者は医学との関わり合いが深いため、医療と切り離すことができません。逆を言えば、福祉という場で発言する余裕がないために、なかなか福祉の問題として認識されていない実情があります。内部障がい者が重い障がい者であることを周囲に理解してもらうためには、ハートプラスマークの普及が必要です。公明党は、国においても推進をしてきましたが、相当の啓発活動が大切です。もちろん、県が積極的にそれを推進すべきです。
そこで、福祉部長に2点お尋ねします。
1点目は、ハートプラスマークの普及推進のために、電車、バス等の交通機関にどう働き掛けていくのか、ご所見を伺います。
2点目として、ハートプラスマークを県民に周知し理解を進めるためには、ポスター掲示などの方策が大切と考えますが、見解をお尋ねします。

A 荒井幸弘 福祉部長

まず、「電車・バス等の交通機関にどう働きかけていくのか」についてでございます。
県では、これまでハートプラスマークを始めとした障害者に関するマークの周知は極めて重要と認識し、県内全ての路線バス事業者の協力を得てポスターの掲示を行ってきたところでございます。
現在は、バスに加えて、県内の鉄道事業者へも働きかけを行っているところでございます。
大部分の事業者からは駅構内への掲示についてご協力をいただくこととなりました。
さらに、埼玉高速鉄道や秩父鉄道からは電車内の中吊り広告にも協力したいとの回答をいただいております。
事業者との調整が整い次第、早急に実施してまいります。
次に、「ポスター掲示など」についてでございます。
ハートプラスマークへの理解を深めていただくためには、ポスターの掲示などを行い、県民に幅広く啓発を行うことが有効であると考えております。
今後は、多くの方が訪れる公共施設やショッピングセンターなどに幅広く掲示を依頼し、周知に努めてまいります。
また、彩の国だよりなど県の広報媒体の活用や市町村の広報紙、ホームページ等に掲載を依頼するなど、内部障害への理解が広がるよう努めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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