埼玉県議会 県議会

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ページ番号:11790

掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (萩原一寿議員)

支援籍学習制度について

Q 萩原一寿議員(公明)

本県における県立特別支援学校に在籍している児童生徒は、平成15年度は3,982名でしたが、本年度は6,105名と10年間で約1.5倍となっており、毎年増加傾向にあります。本県では、独自に特別支援学校に通う児童生徒が小中学校に通う支援籍学習制度というものがあります。この制度では、体育や音楽、図工などの技能を習得する科目を中心に授業が行われておりますが、国語や算数など知的な内容を取得する科目も行われております。そのような科目について、授業のときだけに教科書が貸与されています。授業が終われば教科書は返却します。それを、授業の場だけでなく教科書を自宅に持ち帰って親が子供に教えたいとのお声があります。保護者のニーズも多様化しており、それに対応すべきと考えます。現在、支援籍学習制度における教科書の配布については教育委員会の判断になるとしています。つまり、本県教育委員会が出している支援籍学習実施細部要領によれば、「教科用図書について」との項目があり、ここには「貸与等適切に対応することとする」と規定されています。
そこで、教育長にお尋ねします。特別支援学校に通う児童生徒が支援籍学習制度を利用する際、希望者はその年度に限り小中学校の教科書を自宅まで持ち帰り、学習の助けとすることは当然あってしかるべきと考えますが、見解をお聞かせください。

A 前島富雄 教育長

特別支援学校に通う児童生徒が地元の小中学校で学習する「通常学級支援籍」につきましては年々増加し、平成23年度には495人が実施しております。
このうち約9割の児童生徒は、音楽や体育、図画工作などの実技的な授業や、運動会や文化祭などの学校行事への参加を通して交流を深めております。
また、約1割は、こうした交流のほかに国語や算数などの授業にも参加し、教科学習をしております。
その際、特別支援学校と小中学校で異なる教科書を使用している場合については、ほとんどが支援籍の実施回数が年間10回以下であることから、小中学校に予備の教科書を貸与していただいております。
なお、保護者の希望で購入する場合もございますが、その費用は特別支援教育就学奨励費で世帯収入に応じて補助されます。
議員お話の、その年度に限り貸与された教科書を自宅まで持ち帰ることにつきましては、1年間にわたる貸与は例外的な事と存じますが、貸与の希望がある場合には、小中学校と特別支援学校で協議し、個々のケースにおいて柔軟に対応してまいります。
県教育委員会といたしましては、引き続き障害のある子とない子が活動を共にする中で絆を深め、楽しく学習できる「支援籍学習」の充実を図ってまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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