埼玉県議会 県議会

ここから本文です。

ページ番号:11619

掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (小野克典議員)

安心・安全な埼玉県を目指して

Q 小野克典議員(刷新の会)

本県ではこれまで県議会として国に対して積極的に警察官の増員を要望してまいりました。その結果、平成13年度から本年度まで、全国最多となる2681人の警察官の増員が措置されました。県警では、増員された警察官を有効に活用し、昼夜を分かたぬパトロールや取り締まりなど、強力な犯罪抑止活動や検挙活動を推進された結果、刑法犯認知件数は減少し、刑法犯の検挙件数は上昇するなど、これまでの警察官増員の効果は目に見えて現れてきております。また、本県警察官一人当たりの成果としては、重要犯罪検挙件数全国1位など、正に埼玉県警の実力は高く評価されるものであります。
しかしながら、本県警察官の一人当たりの人口負担は4年連続全国1位、刑法犯認知件数の負担も全国1位であり、現場で日々努力している警察官にとっていまだ高い業務負担を強いられている状態であると危惧しております。
さらに、昨年の刑法犯認知件数は全国ワースト4位であり、交通事故死者数はその前の年を9人上回る207人で全国ワースト3位となっております。本県の犯罪や交通事故の発生状況は、全国的に見て高水準であり、対処すべき課題は多いと考えております。
犯罪や交通事故を減らし、県民が安心して暮らせるまちづくりを実現していくためには、警察官の不足による高い業務負担を解消し、警察力を更に高めていくことが必要であると考えます。
そこで、厳しい治安情勢や高い業務負担が続く本県において、県民が安心して暮らせるまちづくりを実現するための強い警察力をどのように確保していかれるのか、このたび埼玉県警察本部長に御就任されました金山本部長にご決意のほどをお伺いします。

A 金山泰介 警察本部長

まず、県内の犯罪情勢についてであります。昨年の刑法犯の認知件数は、10万253件で、前年に比べ5,975件、5.6パーセント減少しており、これは平成17年から7年連続の減少で、最も多かった平成16年と比べると約45パーセントの減少となっております。
交通事故情勢については、昨年の死者数は207人で前年に比べ9人増加しましたが、昭和33年以降では2番目に少ない数字であります。また、人身事故件数は5.5パーセント、負傷者数も5.6パーセント減少しております。
このように、本県の治安は着実に回復しつつありますが、これは、平成13年度以降、全国最多の2,681人の警察官増員が措置され、警察署の新設をはじめ、街頭活動と検挙活動の強化を図るとともに、関係機関等との協働による事件・事故の抑止対策を強力に推進してきた成果であります。
警察官の増員に力強い御支援を賜りました、県議会の皆様に対しましては、改めて御礼を申し上げます。
しかしながら、強制わいせつ、ひったくり、振り込め詐欺などの一部の罪種につきましては、全国的にみて、高い水準で発生しており、また、交通事故死者数は、本年5月末現在、全国ワースト2位であるなど、治安情勢は依然として厳しい状況にあります。
さらに、サイバー犯罪対策、犯罪死を見逃さないための検視体制の強化、総合的な暴力団対策等、県警察が抱える課題は多いと認識しております。
こうした情勢を踏まえ、治安回復への道筋を確実なものとするため、仕事の質、量を意識しつつ、より一層のIT化・省人化を図り、県警全体のパフォーマンスを上げ、各種対策を強力に推進してまいります。
そして、全国最多を誇る地域自主防犯活動団体等の皆様をはじめとする県民のご理解、ご協力を得ながら、総合的な対策を的確に推進し、安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
また、本県は平成13年度以降、全国最多の増員が措置されているところでありますが、その間の県人口の増加もありまして、警察官1人当たりの人口負担及び刑法犯認知件数は、平成23年中全国1位であり、これまでの増員をもってしても、その負担は依然として過重なものであります。
県警察としましては、県民の安全で平穏な生活を守るため、引き続き、皆様のご支援を賜りながら、一人でも多くの警察官が増員措置されるよう、積極的に国に働きかけるなど、県警察の組織基盤の整備を進めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?