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ページ番号:12062

掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (枝久保喜八郎議員)

鉄道駅ホームの安全・安心対策の促進について

Q 枝久保喜八郎議員(自民)

今年の3月6日、東武東上線の川越駅で視覚障害者の男性がホームから転落し、列車にはねられ死亡するという痛ましい事故が起きました。泥酔者がぶつかり、ホームから転落して死亡するなどの例も含め、こうした事故は平成22年度において県内で8人、全国では約230人に及んでいます。駅のホームは、欄干のない橋に例えられ、足元が突然消えるという感覚の転落事故は、視覚に障害のある方のほぼ半分が経験者だそうです。こうした転落事故の防止には、ホームドアの設置が最も有効と考えますが、車両のドア位置が一定でなければならないなどの物理的又は技術的な条件に絡めて、整備コストが高額であるといった問題があり、整備が進みにくいとも聞き及ぶところです。
しかし、人命の尊さと事故による経済的損失、また自殺防止効果も考慮するならば、ホームドアの早期設置は何としても必要だと思います。
また、前述の川越駅での事故後の検証では、今立っている方向が線路側かホームの内側なのかが識別できる内包線の付いた点状ブロックの設置を促進すべきとの声が上がっているようです。視覚障害者がホーム上で人と接触しただけで方向を見失うなどは、日常的にあるそうですから、これは有効性が高い施策と考えられます。駅ホームの安全性確保は、鉄道事業者が主体的責任を持って取り組むべき課題ですが、駅は多くの県民が日常的に利用する社会活動かつ公共の場であります。視覚障害者はもとより、多くの利用者の安全性向上という観点からの対策についてと、鉄道会社との防止協議会設置など、連携強化の取り組みについて企画財政部長にお伺いします。

A 下仲宏卓 企画財政部長

本年3月に、東武東上線の川越駅で視覚障害者の男性がホームから転落し、また、JR浦和駅では男性がホーム上で列車に接触して亡くなられました。
また、国の「鉄道駅の利用の安全に関するアンケート」においても、約9割の乗客が混雑するホームなどで危険を感じているとの結果が出ています。
鉄道ホーム上の安全対策は、障害のある方、子ども、高齢者をはじめ、鉄道を利用する全ての県民の安全・安心のために極めて重要であります。
この安全対策としてはホームドアの設置が最も効果的であり、比較的新しく開業した埼玉高速鉄道やつくばエクスプレスには、全ての駅にホームドアが設置されています。
しかしながら、ホームドアをホームの片側に設置するだけでも4億円から8億円程度が必要とされるなど、技術面・コスト面の課題があり、県内の他の鉄道事業者の駅においてホームドアは設置されておりません。
一方、国においては、1日に10万人以上が利用する駅にホームドアを優先整備する方針を示すとともに、費用の3分の1を補助する制度を設けております。
この補助制度の活用などにより、まずは乗客の安全対策を講ずる責務を負う鉄道事業者がホームドアの設置を進めるべきですが、県としても鉄道事業者の取り組みを促す必要があると考えております。
なお、視覚障害者が立っている位置を識別するために内側に線を付けた点字状のブロックの設置も視覚障害者の転落防止には有効であります。
この内方線付き点状ブロックについては、東武東上線において、3月の転落事故の後に、利用者の多い川越駅、和光市駅、朝霞台駅で整備されたところであります。
県としましては、ホームドアや内方線付き点状ブロックの設置などを促進するため、新たに鉄道事業者等の関係者と協議を開始し、鉄道ホーム上の安全対策を積極的に進めてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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