埼玉県議会 県議会

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掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (塩野正行議員)

再生可能エネルギーの導入拡大について

Q 塩野正行議員(公明)

再生可能エネルギーの導入拡大が今急務となっております。再生可能エネルギーのうち住宅用太陽光発電設備については、設置数が全国2位となっており、力を入れて取り組んできた成果は大いに評価をいたします。また、県は先頃、寄居町にある一般廃棄物最終処分場の跡地約57000平方メートルにメガソーラーを設置する事業者を募集することを発表いたしました。最大で3000キロワット、3メガの発電が可能な設備を来年8月までに設置する方針であります。同じく寄居町ではホンダの寄居工場で2600キロワット、2.6メガの発電施設を稼働させる計画です。また、県企業局は行田浄水場に1200キロワット、1.2メガの発電設備を既に稼働させております。いよいよ埼玉県でもメガソーラーの時代に入ったようであります。
私は、本県と同じ内陸県の山梨県にある米倉山太陽光発電所を視察させていただきました。出力1万キロワット、10メガ、約12万5千平方メートルの敷地に約8万枚のパネルが設置され、年間発電電力量は一般家庭の約3400軒分に相当いたします。印象的だったのは、再生可能エネルギーや地球温暖化などの環境学習や次世代エネルギーの情報発信施設「ゆめソーラー館やまなし」が併設されていたことであります。同施設は敷地内の雨水を利用した小水力発電、太陽光発電による電力で、自ら水素を発生させる燃料電池での発電、余剰電力の蓄電、地中熱による空調システムなどを実際に行っていて、学べる施設にもなっています。今年1月28日のオープン以来、約4か月で1万人の来場者があったとのことで、予想の3倍のペースだそうです。県職員自らが展示内容を企画立案し、県有施設として運営されています。山梨の再生可能エネルギーの将来を熱心に語る県職員の姿がとても印象的でした。
そこで、知事に伺います。本県での再生可能エネルギーの導入拡大には、やはりメガソーラーの更なる設置による効果が大きいと考えます。本県のメガソーラーの設置促進に向けどのように取り組んでいくのか、お伺いをいたします。また、寄居町の最終処分場跡地に設置するメガソーラーに環境学習施設を導入してはと思いますが、いかがでしょうか。

A 上田清司 知事

まず、メガソーラーの設置促進に向けた取組についてでございますが、国は再生可能エネルギーの普及拡大を図るため、この7月1日から固定価格による全量買取制度をスタートさせます。
例えばメガソーラーで発電した電気は20年間にわたって1キロワットアワー当たり42円の定額で電力会社が買い取ることになります。
民間事業者はここを一つのビジネスチャンスと捉えてメガソーラー事業への参入意欲を高めていきます。
お話の米倉(こめくら)山太陽光発電所は、山梨県土地開発公社が工業団地として造成し、バブル崩壊後に全然売れずに放置されていた土地を、東京電力が無償で借り受け、太陽光パネルを設置したものであるそうです。
土地代の採算ベースよりも、太陽光発電の魅力をアピールしようとした企画だと聞いております。
埼玉県においては、土地や空間の有効利用はどうあるべきか、適切な賃貸料を確保できるかなどをしっかり把握したうえで、行田浄水場、続いて環境整備センターにメガソーラーを設置するものでございます。
加えて県では埼玉エコタウンに指定した本庄市、東松山市などにおいて民有地とメガソーラーの事業者をつなぐ取組も行っています。
メガソーラーの設置が可能な場所を県と市町村が探し、メガソーラー事業に進出意欲のある事業者に情報を提供する。
また、地権者には事業者側の考え方や条件を伝える。
こうしたマッチングを公的信用力のある県と市町村が担うことで、メガソーラーの設置を強く推し進めることになってまいります。
次に、寄居町の最終処分場跡地に設置するメガソーラーへの環境学習施設の導入についてでございます。
県では、民間活力によるメガソーラーを建設するため6月8日から企画提案方式により実施事業者を募集しており、本年8月上旬には事業者を決定したいと考えております。
応募の必須条件として、見学者の環境学習に資するため、全体を見渡せる見学施設の設置やパネル、パンフレットなどの作成を求めております。
さらに、必須条件で示した項目以外でも、「環境学習に対する寄与」について提案を求めております。
再生可能エネルギーの必要性やメガソーラーの仕組みを県民に分かりやすく理解してもらえる仕掛けなど、事業者の知恵を絞った提案を期待しているところでございます。
また、当地は御承知のとおり廃棄物最終処分場であり、廃棄物を再資源化する資源循環工場でもございます。
廃棄物をテーマにした学習拠点として、従来から環境整備センター内に展示室を設けているとともに、施設見学者を積極的に受け入れ、廃棄物処分場と資源循環工場を合わせて毎年6千人前後の見学者があります。
メガソーラーの建設のあかつきには、廃棄物からエネルギーまで幅広い環境学習の拠点として、最大限に生かせるような仕組みづくりを考えてまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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