埼玉県議会 県議会

ここから本文です。

ページ番号:11671

掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (岡 重夫議員)

小学校長の意識改革について

Q 岡 重夫議員(民主・無所属)

今、子供たちの携帯電話やスマートフォンでのゲーム熱はますます助長され、保護者からそのゲームで高額な請求をされたという相談が消費生活支援センターに数多く寄せられています。兵庫県では、11歳の男子小学生がオンラインゲームで母親のクレジットカードを無断で使い、有料アイテムの料金100万円を支払ったという信じられないことが起きています。
ところで、ゲームのグリーやモバゲーのテレビコマーシャルは、有名人が宣伝をしているために保護者の皆さんは安全だと錯覚しているようです。このゲームは当初無料で遊び始めても、だんだん有料のアイテムを購入しなければ勝ち進むことかができない仕組みになっているのと、ボタン一つで決済できるのでつい夢中になり、大金をつぎ込んでしまうようです。
そこで、県は2年前からインターネットの有害情報から子供たち守るためにネットアドバイザー制度をつくり、県内の各小学校で保護者に対し子供安全見守り講座を開催しています。私もネットアドバイザーの講師として各学校で講座を行っていますが、受講した保護者のアンケートを見るとほぼ全員が「大変勉強になり、子供に携帯電話を持たせる際はよく家族で話し合ってから持たせる」など保護者の意識を変えることができ、効果が上がっています。
一方、そこで感じることは、校長先生のこの問題に対する意識の違いによって、講座に参加する保護者の関心と参加数が違うということです。具体的には、学校で講座を開催する際、子供たちの携帯電話の危険性などに関心を持つ校長先生のいる学校では、講座に保護者をはじめ先生方が多く参加しています。一方、校長先生の関心がなければ、それに比例して参加者も極端に少ないのが現状です。
そのようなことから、保護者に講座を聞いてもらい、子供たちを自分たちが守らなければならないという意識を持つことが最も大切ですが、まず校長先生にこの講座を聞いてもらい、自ら現在の子供たちが接する有害情報とはどんなものか認識することが大切だと思っています。そして、校長先生から保護者に対し、携帯電話のインターネットやゲームの危険性を説明することが重要だと感じています。
そこで、県内小学校の校長先生の子供たちの携帯電話などの有害情報に対する意識を高めるための方策について、教育長の御見解を伺います。 

A 前島富雄 教育長

昨年度、県で実施した抽出調査によると、小学校6年生の約28%が自分専用の携帯を持っており、実際にトラブルを経験した児童もおります。
こうしたことから、県では小学生対象の「非行防止教室」において、「ネットトラブル」をテーマとして扱うことを市町村に勧めており、昨年度は約6割の小学校が実施しております。
また、インターネットの危険性やフィルタリングの徹底などを示したリーフレットを作成し、全ての公立学校の保護者に配布しております。
こうした取組をさらに実のあるものにしていくためには、まず小学校の校長が、インターネットやオンラインゲームをめぐる現状をしっかりと認識し、保護者啓発に努めていくべきと、考えます。
そこで、今後は、小学校長が出席する会議において、インターネットやゲームの現状と危険性を認識する必要があることを県教育委員会として直接伝えてまいります。
また、市町村教育委員会が実施する校長会においても、同様の内容を周知するよう、市町村の教育長に依頼してまいります。
さらに、お話の保護者対象の「子ども安全見守り講座」につきましても、できるだけ多くの小学校で積極的に活用していただくよう、知事部局と連携して働きかけてまいります。
今後、あらゆる機会を通じて、有害情報に対する校長の意識を高めるなど、子どもたちを有害情報から守る取り組みを積極的に推進してまいります。 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?