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ページ番号:11462

掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (岡 重夫議員)

全県で救急隊員に手話を習得させることについて

Q 岡 重夫議員(民主・無所属)

聴覚障害者は外見上全く健常者と区別がつかず、回りの人に理解してもらいにくい難点があります。昨年の夏、ある聴覚障害者が喫茶店で倒れました。そこで、救急車の出動を要請したところ、救急隊員がすぐに駆けつけ、マニュアルどおりに「もしもし聞こえますか」と呼び掛けました。しかし、聴覚障害者ですからもちろん聞こえませんし、話せません。幸いにしてそのときは手話のできる人が居合わせていましたので、本人が聴覚障害者であることや、本人の訴える症状を通訳することができたために、事なきを得ました。しかし、もし手話のできる人がいないところで倒れたら、全くコミュニケーションがはかれないだろうし、どうなってしまったかと大変不安だったそうです。
そこで、救急隊員が例えば手話で「どうしましたか」、あるいは「どこが痛いのですか」このような呼び掛けができ、患者がその手話に反応したら、この人は聴覚に障害のある人だという最初の判断ができるだろうと思います。そして、聴覚障害者の皆さんも安心ですと話しています。
緊急時には、現場での救急隊員の状況把握と初期判断が極めて大切です。県内では既に救急隊員に対し手話講習を行っている市町村もあると聞いていますが、埼玉県内の全ての自治体が救急隊員に対し手話の講習会を開催して、全員が簡単な手話を習得してはどうかと思います。そうすることにより、出動時に聴覚障害者への迅速な処置ができるようになると思いますが、危機管理防災部長のお考えを伺います。 

A 福島 亨 危機管理防災部長

救急車で傷病者を搬送する場合、症状を正確に把握し、適切な医療機関に搬送することが必要でございます。
そのためには、傷病者とのコミュニケーションが重要となります。
現在、聴覚障害のある方を搬送する場合のコミュニケーションについては、4つの方法を採っております。
まず、ほとんどの消防本部で採用している方法は、筆談でございます。
2番目が、身体のイラストや文字が印刷された紙を使う方法で、次に、手話通訳者の派遣です。
4番目として、御質問の手話の方法がございます。
現在、県内35消防本部のうち、9消防本部で手話講習会を実施し、習得に努めております。
未だ、県内消防本部全体としては、手話の取組は緒についたところでございます。
手話のできる隊員が搬送に携わっていることは、聴覚に障害のある方にとって、大変な安心感につながるものと思います。
改めまして、手話講習会の実施や参加により、一人でも多くの隊員が手話を習得できるよう、各消防本部と協議してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。 

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