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掲載日:2019年10月4日

平成24年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (梅澤佳一議員)

「日本一患者と家族にやさしい病院」づくりについて

Q 梅澤佳一議員(自民)

新病院の基本コンセプトは、「高度先進がん医療を実践する病院」と「日本一患者と家族にやさしい病院」の二本柱と聞いています。このうち「患者と家族にやさしい病院づくり」では、明るく開放的な空間づくりや心のケアへの配慮として病棟に団らんスペースなどを設けるとのことであります。しかし、こうしたハードの整備だけでは、「日本一患者と家族にやさしい病院」になるのでしょうか。
私は、4年前がんセンターで大腸がんの手術を受けました。現在も3か月に1度検査を受けています。検査日に病院に入ると、ボランティアの方が元気な声で挨拶をかけてくれます。受付のカードを入れるとカードケースを渡してくれますし、案内もしてくれます。看護師さんもみんな親切で丁寧に分かりやすく対応をしてくれています。今でも十分患者に優しい病院だと思います。しかし、そう思えるのも、私が手術後順調に回復しているからでもあります。
私は、患者やその家族が一番望んでいること、それはがんを治してもらうことであり、がんの痛みや苦しみを和らげ、がんと闘う気持ちにしてくれる医療を提供してもらうことだと思います。「日本一患者と家族にやさしい病院」とするために、いわば医療本来の意味でのやさしさが重要と考えますが、新病院ではどのような医療を展開していくのでしょうか、知事に伺います。

A 上田清司 知事

医療本来の意味でのやさしさについてお答えいたします。
がん患者やそのご家族が望むのは、がんを治してもらうこと、痛みをやわらげてもらうことというお話は、まさにそのとおりだと思います。
現在、がんの代表的な治療法としては、手術、放射線、化学療法の3つがあります。
新病院ではこれらの治療法に共通する新しい医療上の考え方として「パーソナル医療」を取り入れると聞いております。
パーソナル医療では誰にでも同じ治療をするのではなく、患者一人一人の体質などに合わせて、最も効果的で身体的負担や副作用の少ない治療を行うということだそうであります。
例えば、化学療法では患者さんの遺伝子情報を解析して薬の効き目を予測し、最も効果的な抗がん剤を使用する。
手術では従来のように大きく切り開くのではなく、傷口が小さくてすむ内視鏡手術を積極的に導入する。
放射線治療についても、コンピューターの発達により正常細胞へのダメージを極力減らし、がん細胞だけを狙い撃ちする治療を強化する。
また、痛みをやわらげる緩和ケアについても、引き続き力を入れていくと聞いております。
このように患者さん一人一人に最適な医療サービスを提供していくことが、医療本来の持つ「やさしさ」につながるものだと思います。
診断と治療の機能を高めたパーソナル医療を提供するとともに精神的なケアを充実させ、総合力でも「日本一患者と家族にやさしい病院」の実現を目指してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、正式な会議録とは若干異なります。 

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