1 概   要  
平成17年3月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.7となり、対前月比は0.2%上昇し、対前年同月比は同水準となった。 
生鮮食品を除く総合指数は95.8となり、対前月比は0.4%上昇し、対前年同月比は0.3%下落した。 

2 前月からの動き                                        
総合指数の前月比が0.2%の上昇となった内訳を寄与度でみると「教養娯楽」、「被服及び履物」などの上昇が要因となっている。 なお、「家具・家事用品」は下落した。 

主な内訳
〈教養娯楽〉
89.4となり、0.9%上昇。(中分類:教養娯楽サービス1.5%)
〈被服及び履物〉
93.4となり、1.6%上昇。(中分類:衣料5.4%)
〈家具・家事用品〉
79.6なり、0.5%下落。(中分類:家事用消耗品-2.5%) 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「被服及び履物」のうち             洋服             5.8%    
「食料」のうち             乳卵類           5.3%    
「被服及び履物」のうち       他の被服          4.0%  

(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「被服及び履物」のうち       シャツ・セーター類    -5.1%    
「教養娯楽」のうち          教養娯楽用耐久財   -3.7%    
「家具・家事用品」のうち      寝具類               -3.3%    

3 前年同月との比較  
総合指数の前年同月比が同水準となった内訳を寄与度でみると、「交通通信」、「光熱・水道」などは下落し、「食料」、「被服及び履物」などは上昇した。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち             生鮮果物          16.2%    
「光熱・水道」のうち          他の光熱(灯油)     14.6%    
「食料」のうち              生鮮野菜         14.3%  

(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「教養娯楽」のうち           教養娯楽用耐久財  -13.8%    
「家具・家事用品」のうち        家庭用耐久財     -8.3%    
「交通通信」のうち            通信           -7.7% 

4 平成15年度平均と平成16年度平均との比較  
総合指数の対前年度比が0.1の上昇となった内訳を寄与度でみると「食料」、「被服及び履物」などの上昇が要因となっている。 なお、「住居」、「教養娯楽」などは下落した。