1 概 要
平成14年7月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で97.0となり、対前月比は0.1%、対前年同月比は1.2%下落した。
2 前月からの動き
総合指数の対前月比は0.1%下落した。これは、10大費目の「教養娯楽」が教養娯楽サービスの値上がりにより1.2%上昇したものの、「被服及び履物」がシャツ・セーター・下着類の値下がりにより2.5%、「食料」が果物の値下がりにより0.3%各々下落したためである。
(1)今月動きの大きかった10大費目
<被服及び履物> 95.7となり、前月に比べ2.5%下落した。これはシャツ・セーター・下着類が5.3%、衣料が2.0%各々下落した
ためである。
<諸 雑 費> 102.1となり、前月に比べ1.3%上昇した。これは身の回り用品が6.2%上昇したためである。
<教 養 娯 楽> 95.4となり、前月に比べ1.2%上昇した。これは教養娯楽サービスが2.3%上昇したためである。
(2)今月上昇した主な項目(中分類)
「諸雑費」のうち 身の回り用品 6.2%
「食 料」のうち 油脂・調味料 6.2%
「食 料」のうち 野菜・海藻 3.0%
(3)今月下落した主な項目(中分類)
「食 料」のうち 果 物 -14.2%
「被服及び履物」のうち シャツ・セーター・下着類 - 5.3%
「被服及び履物」のうち 衣 料 - 2.0%
3 前年同月との比較
総合指数の対前年同月比は1.2%下落した。これは10大費目の「教育」が補習教育の値上がりにより1.6%上昇したものの、「住居」が家賃の値下がりにより2.7%、「教養娯楽」が教養娯楽用耐久財の値下がりにより1.9%各々下落したためである。
(1)今月上昇した主な項目(中分類)
「食 料」のうち 野菜・海藻 11.6%
「諸雑費」のうち 身の回り用品 8.3%
「教 育」のうち 補習教育 4.3%
(2)今月下落した主な項目(中分類)
「家具・家事用品」のうち 家庭用耐久財 -13.2%
「教養娯楽」のうち 教養娯楽用耐久財 -11.5%
「光熱・水道」のうち 他の光熱 - 7.4%