1 概   要
 
 平成14年5月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で97.1となり、対前月比は0.1%上昇し、対前年同月比は1.8%下落した。
 
 
2 前月からの動き
                                        総合指数の対前月比は0.1%上昇した。これは10大費目の「被服及び履物」がシャツ・セーター・下着類の値下がりにより0.7%下落したものの、「食料」が果物の値上がりにより0.6%、「交通・通信」が自動車等関係費の値上がりにより0.3%、各々上昇したためである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 (1)今月動きの大きかった10大費目
 
   <被服及び履物> 97.9となり、前月に比べ0.7%下落した。これはシャツ・セーター・下着類が3.4%下落したためである。
   <食  料>     98.5となり、前月に比べ0.6%上昇した。これは果物が12.8%、油脂・調味料が4.8%上昇したためであ
                る。
   <交通・通信>   99.1となり、前月に比べ0.3%上昇した。これは自動車関係費が0.6%上昇したためである。
 
 (2)今月上昇した主な項目(中分類)
 
    「食  料」のうち        果  物              12.8%
    「食  料」のうち        油脂・調味料           4.8%
    「食  料」のうち        野菜・海藻             2.5%
 
 (3)今月下落した主な項目(中分類)
 
    「食  料」のうち        肉 類              - 4.9%
    「食  料」のうち        乳 卵 類            - 4.2%
    「被服及び履物」のうち    シャツ・セーター・下着類   - 3.4%
 
 
3 前年同月との比較
 
 総合指数の対前年同月比は1.8%下落した。これは10大費目の、「教育」が補習教育、授業料等の値上により1.6%上昇したものの、「住居」が家賃の値下がりにより2.8%、「教養娯楽」が教養娯楽用耐久財の値下がりにより3.4%各々下落したためである。
 
 (1)今月上昇した主な項目(中分類)
 
    「食  料」のうち         果  物              8.9%
    「教  育」のうち         補習教育             4.3%
    「被服及び履物」のうち     履 物 類             4.1%
 
 (2)今月下落した主な項目(中分類)
 
    「教養娯楽」のうち        教養娯楽用耐久財       -16.0%
    「家具・家事用品」のうち    家庭用耐久財          -14.4%
    「光熱・水道」のうち       他の光熱             - 8.5%