1 概   要  
平成16年3月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.7となり、対前月比は0.3%、対前年同月比は0.3%各々上昇した。 また、平成15年度平均のさいたま市の消費者物価指数は96.8で対前年度平均は0.1%下落した。 

2 前月からの動き                                        
総合指数の前月比が0.3%上昇となった内訳を寄与度でみると、「被服及び履物」、「教養娯楽」などの上昇が要因となっている。 なお、「住居」、「保健医療」は下落した。 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「被服及び履物」のうち   衣料                         7.6%    
「被服及び履物」のうち   シャツ・セーター・下着類  4.1%    
「食料」のうち                調理食品                  3.0%  
(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち                飲料                       -4.0%    
「食料」のうち                果物                       -3.6%    
「食料」のうち                油脂・調味料            -3.1%     

3 前年同月との比較  
総合指数の前年同月比が0.3%の上昇となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「保健医療」などが上昇したことが要因となっている。 なお、「教養娯楽」、「交通通信」などは下落した。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち                穀類                        17.9%    
「食料」のうち                果物                        15.2%    
「諸雑費」のうち             たばこ                      8.2%  
(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「家具・家事用品」のうち   家庭用耐久財         -13.7%    
「教養娯楽」のうち          教養娯楽用耐久財   -12.2%    
「保健医療」のうち          保健医療用品・器具    -9.9%  

4 平成14年度平均と平成15年度平均との比較  
総合指数の対前年度比が0.1%の下落となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「被服及び履物」、「家具・家事用品」などが下落したことが要因となっている。 なお、「食料」、「保健医療」などは上昇した。