1 概   要  
  平成16年1月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.4となり、対前月比は0.4%下落し、対前年同月比は変動がなかった。  

2 前月からの動き                                        
  総合指数の前月比が0.4%の下落となった内訳を寄与度でみると、「被服及び履物」、「教養娯楽」などの下落が要因となっている。 なお、「食料」は上昇した。  

主な内訳  
<被服及び履物> 89.5となり、前月に比べ5.9%下落した。これは衣料が9.1%、シャツ・セーター・下着類が7.0%各々下落したためである。      
<教 養 娯 楽> 89.1となり、前月に比べ2.2%下落した。これは教養娯楽サービスが2.5%、教養娯楽用耐久財が1.4%各々下落したためである。       

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち                野菜・海藻     9.4%    
「食料」のうち                果物             4.4%    
「食料」のうち                菓子類          2.0%  

(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「被服及び履物」のうち 衣料                       -9.1%    
「被服及び履物」のうち シャツ・セーター・下着類 -7.0%    
「保健医療」のうち    保健医療用品・器具    -3.9%     

3 前年同月との比較  
  総合指数の前年同月比が変動なしとなった内訳を寄与度でみると、「食料」が上昇したものの、「教養娯楽」、「家具・家事用品」などが下落したことが要因となっている。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち                穀類                      13.9%    
「諸雑費」のうち             たばこ                    8.2%    
「保健医療」のうち         保健医療サービス     6.4%  

(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「教養娯楽」のうち         教養娯楽用耐久財   -14.5%    
「家具・家事用品」のうち  家庭用耐久財         -14.2%    
「保健医療」のうち         保健医療用品・器具  -12.1%