1 概   要  
平成16年2月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.4となり、対前月比は変動がなく、対前年同月比は0.2%上昇した。  

2 前月からの動き                                        
総合指数の前月比が変動なしとなった内訳を寄与度でみると、「食料」などは上昇し、「被服及び履物」などは下落した。  

主な内訳  
<食    料> 101.2となり、前月に比べ0.4%上昇した。これは果物が4.7%、肉類が3.9%各々上昇したためである。      
<被服及び履物> 87.1となり、前月に比べ2.7%下落した。これは衣料が5.4%、シャツ・セーター・下着類が1.4%各々下落したためである。         

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち           果物                  4.7%    
「食料」のうち           肉類                  3.9%    
「保健医療」のうち    保健医療用品・器具  2.2%  
(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「被服及び履物」のうち  衣料                -5.4%    
「食料」のうち           乳卵類                -2.3%    
「家具・家事用品」のうち家庭用耐久財        -1.8%     

3 前年同月との比較  
総合指数の前年同月比が0.2%の上昇となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「家具・家事用品」などが下落したものの、「食料」が上昇したことが要因となっている。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち            穀類                 17.4%    
「食料」のうち            果物                 11.8%    
「諸雑費」のうち         たばこ               8.2%  
(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「家具・家事用品」のうち 家庭用耐久財   -16.6%    
「教養娯楽」のうち     教養娯楽用耐久財 -13.2%    
「保健医療」のうち     保健医療用品・器具 -9.0%