1 概   要  
平成16年5月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.8となり、対前月比は変動なく、対前年同月比は0.1%下落した。 生鮮食品を除く総合指数は96.4となり、対前月比、対前年同月比ともに0.1%上昇した。 

2 前月からの動き                                        
総合指数の前月比が変動なしとなった内訳を寄与度でみると、「家具・家事用品」などは下落しているが「被服及び履物」、「交通通信」などは上昇している。 なお、「食料」、「光熱・水道」「住居」、「教育」は変動なし。 

主な内訳
〈家具・家事用品〉
81.4となり、1.1%下落。(中分類:家庭用耐久財-2.9%)
〈被服及び履物〉
95.6となり、1.1%上昇。(中分類:衣料2.0%〉
〈食    料〉
100.5となり、変動なし。(中分類:生鮮果物16.6%、生鮮野菜-6.3%) 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち                生鮮果物    16.6%    
「被服及び履物」のうち   衣料            2.0%    
「食料」のうち                飲料           1.8%  

(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち                生鮮野菜    -6.3%    
「食料」のうち                油脂・調味料  -4.1%    
「家具・家事用品」のうち  家庭用耐久財  -2.9%     

3 前年同月との比較  
総合指数の前年同月比が0.1%の下落となった内訳を寄与度でみると、「住居」、「教養娯楽」などが下落したことが要因となっている。 なお、「食料」、「被服及び履物」などは上昇した。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち                穀類        12.6%    
「諸雑費」のうち             たばこ        8.2%    
「食料」のうち                生鮮魚介     7.9%  

(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「家具・家事用品」のうち   家庭用耐久財     -13.7%    
「教養娯楽」のうち          教養娯楽用耐久財  -12.4%    
「保健医療」のうち          保健医療用品・器具 -11.6%