第1部………小学校1,2年生 | 第2部………小学校3,4年生 |
第3部………小学校5,6年生 | 第4部………中学生 |
第5部………高校以上の生徒・学生及び一般 パソコン統計グラフの部……小学生以上 |
グラフコンクールには、
統計グラフを使うということ以外にも、
ほかのコンクールではあまり見られない特色があります。
それは、用紙の大きさです。 B2判と呼ばれる規格の紙で、寸法は、72.8p×51.5pです。 数字だけ見るとイメージがわかないと思いますが、 実際にメジャーをのばしてみると、 かなり大きい紙であることがわかります。 応募の対象に小学生が含まれている絵やポスターのコンクールで、 これだけ大きな用紙を使うものは、あまり見られません。 小学生の特に低学年の児童が、これだけ大きな紙に描くのは、とても大変なことです。 1人で作成するのは難しいという場合は、1つの作品について、5人までのグループで応募することもできます。 用紙の大きさについては、注意が必要です。 B2判を購入したつもりでも、実際に測ってみると大きさが違うといったことがあるようです。 作品を作成する前に念のため確認してみましょう。 |
![]() |
グラフコンクールのテーマは自由です。そのため、いろいろなテーマの作品が寄せられます。 小学校低学年では、「好きな食べ物」「お手伝い「休み時間の過ごし方」などについて、 クラスでアンケートを取って調べたものが多いようです。 高学年になると、学校生活をテーマにしたものから社会的な問題まで、関心の幅が広がってきます。 昨年のコンクールで多かったのが、学校の週5日制とワールドカップでした。 社会での関心の高さが応募作品のテーマに反映されているのがわかります。 中学生になると、環境問題や戦争など社会的なテーマの割合が高くなります。 ここ数年では、携帯電話をテーマにした作品も多く見られます。 グラフの描写技術のレベルは、 中学生になると格段に高くなりますが、 深刻なテーマが多いためか、 黒や紺色を使うなど、 暗い色調の作品が目立つようになります。 ここで紹介するのは、地雷をテーマにした中学生の作品です。 インパクトのあるタイトルが目を引きます。 次に紹介するのは、ユニークなテーマの作品です。 小学校2年生の作品で、2003年(平成13年)に開催された第52回埼玉県統計グラフコンクールで、 第1部の1等になりました。 この作品では、学校でうんちをしない理由をクラスのみんなにアンケートを取って調べています。 回答の中には、「こわい話がある」など子どもならではのおもしろいものがあります。 学校のトイレは、子供たちにとっては深刻な問題です。 最近では、小学校の新入生が和式トイレの使い方がわからないとか、 学校でうんちをするといじめにあうといったことが問題となり、 新聞等でも取り上げられるようになりました。 こうしたことから、学校のトイレで子供たちがうんちをしやすいように改装する学校もあるようです。 | ![]() ![]() |