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掲載日:2020年6月1日
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大麻生ゴルフ場は、埼玉県熊谷市において昭和61年に竣工し、県民ゴルフ場として長期にわたり親しまれてきました。建設後約30年が経過し、施設の全体改修が必要な時期を向かえたことから、時代に即したクラブハウスとして平成27年度から29年度にかけ改築工事を行いました。
新クラブハウスとして求められる機能を十分に満足した施設構成とし、主に3つの特徴があります。
クラブハウスにふさわしい外観を演出するため、利用者が最初に目にする北面は、ゲートをイメージしたタイル張り仕上げとし、一方コース側の南面は、コースへの解放感を醸し出す開放的なガラスカーテンウォールとしています。
また、「女子脱衣室のパウダーコーナーの新設」や「眺望の良い食堂」など、女性をはじめ来場者の快適性を向上させる機能を備えています。
本施設は防災機能を備えた施設として、自家用発電機及び防災備蓄倉庫を有しており、災害発生時においては、浴室、便所、EV、厨房、食堂などが利用でき、近隣住民の一時避難を可能としています。
具体的に、自家用発電機は約72時間の連続運転ができ、給水、空調、照明利用のほか、厨房での簡易調理及び浴室のシャワー利用が可能となっています。また、発電機の燃料は給湯用ボイラーの燃料との共有化により、災害時に備えて常に残量の把握や燃料の確保が可能となっています。
本施設は多くの来場者に対応した浴室や厨房施設を有するため、大量のお湯を使用する施設となっています。このため、熱効率の高い真空式太陽熱温水器を屋根に設置して、省エネルギー化を図っており、実際の利用では、太陽熱温水器の設置により、CO2を6.3トン/年 削減しています。
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