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掲載日:2021年4月28日
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4月20日、東松山市内でレタスを生産する植物工場の株式会社ICTVスマイル農場にS-GAP実践農場評価書を交付しました。
比企管内で植物工場のS-GAP実践農場が誕生するのは今回が初めてです。
ICTVスマイル農場では、徹底管理された清潔な室内で新鮮な野菜が生産されています。
また、工場内で働く従業員の安全のため、従業員の習熟度に応じた研修計画を作成し、初心者には熟練作業員が指導しながら作業にあたる作業体制など労働安全に関する取組が進められています。
今後従業員を雇用している生産者がS-GAPに取組む際の模範となると期待しています。
当日は、入間ケーブルテレビの収録が行われ、その中で、ICTVスマイル農場の代表取締役荻野社長、東松山市農政課職員及び当センター所長らと今後の経営方針等について懇談を行いました。
社長からは「今回の実践農場評価を契機として、より良い農業経営の実現に励みたい」などと熱意が語られました。
今後さらに生産者の皆さまにS-GAPの取組が広がっていくように、当センターでは引き続き推進を図っていきます。
GAPとは「良い農業のやり方」を表す「Good Agricultural Practice」の略です。埼玉県では農薬の適性使用や農作業中の事故防止など40~50個の達成項目からなる独自のGAP規範「S-GAP(埼玉スマートGAP)」を策定しています。
県の職員がS-GAPに取り組む農場を訪問してその取組度合を評価し、該当するすべての項目が「適」と判断されると「S-GAP実践農場」として評価されます。
S-GAP農場評価やS-GAPの指導に費用はかかりませんので、生産者の皆さまは是非チャレンジしてみてください。
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