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掲載日:2021年1月27日

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チコリー

 チコリーはアンティーブ、ベルギーチコリとも呼ばれるキク科の野菜で、ヨーロッパ原産と言われています。
 外見は白菜の芯のようですが、異なります。
 サラダなど生食するのが一般的で、上品なほろ苦さ、さわやかな香気が楽しめます。
 昭和59年からさいたま市緑区尾間木地区で生産されています。

 チコリーのレシピも掲載しています。「チコリーの料理」のページへ!

チコリー  チコリーの収穫

チコリー箱詰め

 チコリーの栽培をご紹介します。

  1. 播種
  2. 根株の収穫
  3. 調製

1.播種

種まきには、この小さな播種機を使います。播種機の底に見えるのが、チコリの種です。

 

赤い小さなチコリーの播種機    播種機の底のにある茶色い小さな種

  種の準備ができたら、いよいよ種まき。種まきには農家のちょっとした工夫があります。播種機をまっすぐ走らせるため、目印に紐を引いておきます。

 紐に沿って播種機を走らせます。帰りは、播いた筋を見ながら、今度は反対方向へ走ります。曲がらずまっすぐ播くことができます。 

種まき前に、目印の紐を引いた様子  紐の横に沿って播種機を転がす様子  帰りの様子

 みんなで播くこと丸1日、4枚の畑に種まきを終えました。

播種の終わった畑 

 

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2.根株の収穫

 12月に入って強い霜が降りました。今日はいよいよ根株の収穫です。7月中旬に播種したチコリーの株も、こんなに大きくなりました。

収穫時期の畑  収穫する直前のチコリー

 さて、掘り取りが始まります。まずはこのトラクタが活躍。トラクタの後ろについたこの大きなツメを、土の中に入れて、根を浮かします。

刈り取り用のトラクター  トラクターのツメのアップ  根を浮かせる様子

トラクタが走った後、根株を掘り上げます。

人手で根株を掘上げる様子   根株をまとめる作業

掘り上げた根株です。太くて長い根がついています。掘り上げた根株は、きれいに調整します。

掘り挙げた根株   調整を行う様子

 よく研いだ小さな小刀で、スパッと葉を切り落とします。

小刀を葉に当てる様子   切り落とし終わった状態

 根株を20cmくらいに切り落としたら、調整終了です。

 根の長さを揃える作業   調整が終わったチコリー

 調整を終えた根株は、コンテナに詰めて冷蔵庫で保管します。

コンテナに詰め替える作業   コンテナに詰めたチコリ

 

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3.調整

 1月上中旬からチコリーの出荷が始まります。 日光に当たると色が変わることから、収穫は早朝または夕方に行います。

白いチコリを取り出す様子

 

  収穫したチコリーは傷などを確認し、汚れを落として、大きさ別に分けていきます。

チコリーの傷を確認している様子   汚れを落とす様子

  きれいに調製したチコリーを2kg箱に詰め、東京都内の市場やさいたま市内のレストランに出荷します。
 チコリーの出荷は4月初旬まで続きます。

 箱に詰める様子

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お問い合わせ

農林部 さいたま農林振興センター 地域支援担当

郵便番号330-0074 埼玉県さいたま市浦和区北浦和五丁目6番5号 埼玉県浦和合同庁舎2階

ファックス:048-832-5769

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