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掲載日:2020年3月26日
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平成13年11月29日にさいたま市と畜場へ搬入した牛130頭から、BSE疑陽性の牛1頭を発見しました。
品種 ホルスタイン
性別 雌
生年月日 平成8年 3月 26日
月齢 68ヶ月齢
飼育地 群馬県勢多郡宮城村
搬入時の稟告及び生体検査の所見
健康牛として搬入、特に異常なし
解体後所見及び措置
内臓 肝蛭症 肝臓全部廃棄
枝肉 筋炎左後肢約2Kg廃棄
Bio-Rad社製 BSEスクリーニングキットを使用
1回目、2回目ともに高い値を示したため、スクリーニング検査陽性と判定(写真1)
1 横浜検疫所輸入食品・検疫センター及び帯広畜産大学へ検体(延髄)を送付
2 食肉衛生検査センター、さいたま市、食肉市場及び内臓取扱業者による緊急四機関連絡会議を開催
3 夜半に横浜検疫所におけるウエスタンブロット法で陽性の判定(写真3)
廃棄物の焼却処分
帯広畜産大学おける免疫組織化学法で陽性の判定(写真4)
「第3回牛海綿状脳症の検査に係る専門家会議」において、BSE陽性が確定
特定危険部位及び枝肉の焼却処分
BSE確定による、と畜申請者への措置命令書の交付
さいたま市と畜場での牛の搬入、とさつ解体を、12月5日まで自粛
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