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掲載日:2021年1月8日
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西部環境管理事務所の管内は直線距離で東西に約50km、標高差は西側の山地から東側の低地まで実に約1,350mにも及ぶため、非常に多面的な景観を呈しています。以下、西部地域と南西部地域に分けて、代表的なものを御紹介します。
飯能市を中心とした地域では、昔から豊かな緑に恵まれ、江戸時代、この地方から木材を「いかだ」に組んで川を使って江戸へ送っていました。「江戸の西のほうから来る木材」という意味から、「西川材」と呼ばれるようになったと言われています。現在は、県立奥武蔵自然公園内に「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)」なども整備され、豊かな清流と緑に触れ合うことのできる貴重な空間となっています。この他、日高市の巾着田(高麗川の蛇行により長い年月をかけて作られた地形で近くの日和田山から見ると形が巾着に似ていることから名付けられました)や、入間市を中心とした狭山丘陵一帯に広がるお茶畑、特別天然記念物であるオオタカの貴重な生息地である狭山湖周辺など、緑豊かな自然と農林業が調和した風景が特徴です。
三芳町を中心とした三富地域では、江戸時代の開拓により薪や堆肥の供給源としてクヌギやコナラなどの落葉広葉樹を中心とした人工林(二次林)が育てられました。そして、今なお屋敷地、畑地、雑木林が一体となった「地割景観」が残されています。雑木林には、ホンドタヌキやノウサギなどの哺乳類、オオタカ、アオゲラなどの鳥類、カブトムシやミドリシジミなど、里山を代表する生物が生息しています。この他、「武蔵野」の情景そのままの広大な雑木林を境内に擁する古刹「平林禅寺」や、荒川低地沿いに広がる水田地帯、黒目川沿いの斜面林から湧き出る「妙音沢」(平成の名水百選に選定)など、人口の急増で急速に都市化された地域にあって、貴重な自然環境と田園が保存された風景が特徴です。
西部環境管理事務所では、下記の3つの担当で環境行政に関する業務を行っています。御覧になりたい担当を左クリックしてください。
PM2.5の最新の測定結果と本日の予測は、大気環境課(PM2.5測定結果について)を御覧ください。
土壌汚染対策法に基づく指定区域の一覧は、水環境課(土壌汚染対策法に基づく要措置区域及び形質変更時要届出区域)を御覧ください。
台所でできる生活排水対策と、環境負荷のできるだけ少ないものを選んで買う「グリーン購入」について御紹介します。
公害対策(騒音、振動、悪臭)、一般廃棄物(家庭ごみ、浄化槽汚泥、オフィスから出る紙ごみ等)に関する業務は、市役所及び町役場の環境担当課が所管しています。※一部の市町では県から移譲を受けた業務も所管しています。
[1]川越市役所(代表電話:049-224-8811)
[2]所沢市役所(代表電話:04-2998-1111)
[3]飯能市役所(代表電話:042-973-2111)
[4]狭山市役所(代表電話:04-2953-1111)
[5]入間市役所(代表電話:04-2964-1111)
[6]日高市役所(代表電話:042-989-2111)
[7]朝霞市役所(代表電話:048-463-1111)
[9]和光市役所(代表電話:048-464-1111)
[10]新座市役所(代表電話:048-477-1111)
[11]富士見市役所(代表電話:049-251-2711)
[12]ふじみ野市役所(代表電話:049-261-2611)
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