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掲載日:2022年12月28日

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安全な登山のために

近年、山岳遭難事故が増えています。

登山ブームで高齢者や「山ガール」、若者の登山者が増えていますが、山岳遭難事故も増加しています。

埼玉県内の山、特に奥秩父の山は、谷が非常に深く、大変滑りやすく、危険箇所が数多くあり、滑落事故や転倒、道迷いが頻発します。このようなところでは、遭難者を発見することが極めて困難になり、発見できても遭難場所によっては救助が行えないところもあります。

奥秩父の山 深い谷

遭難者の多くは、天候に関する不適切な判断、不十分な装備で体力的にも無理な計画を立てるなど、知識・経験・体力等の不足から発生しています。自分の力量に応じて身の丈にあった登山計画を立てる必要があります。

山を甘く見ると、命に関わる事態になりかねません。次の点に十分注意しいただき、安全で楽しい登山をしてください。

登山計画書の作成・提出

気象条件、装備、食料、体力、体調、登山の経験と山の選び方、登山コース、日程等に配慮して余裕のある安全な登山計画を立てる。また、単独登山はできるだけやめて信頼できるリーダーを中心に複数で登山を行う。作成した登山計画書は、家庭や職場、最寄りの駅や登山口の入山ポスト、近くの交番・駐在所に提出する。

危険箇所の把握

計画を立てるときには、滑落や道迷いなどの危険箇所について綿密に調べる。

状況の的確な判断

視界不良や体調不良時には、滑落や道迷いなどを起こす恐れがあるので、状況を的確に判断し、早めに登山を中止するように努める。

滑落・転落の防止

滑りにくい登山靴等の着用、ストック等の装備を有効に使用するとともに、気を緩めることなく、常に慎重な行動を取る。

道迷いの防止

地図とコンパスを有効に活用して、常に自分の位置を確認するようにする。

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お問い合わせ

危機管理防災部 防災航空センター  

郵便番号350-0141 埼玉県比企郡川島町出丸下郷53番1

ファックス:049-297-7906

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