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掲載日:2020年7月21日
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テレビショッピングで指輪とイヤリングを購入した。安いと思って申し込んだが、届いたものはテレビで見たときよりも品質が悪くイメージと違う。業者に伝えると「電話での申し込みを受け付けた時に返品できないことを伝えている。その時の記録もある」と言われた。申し込んだ時のやりとりはよく覚えていないが、やはり返品できないのか。
テレビショッピングとはテレビを媒体にした通信販売のことで、消費者が不意打ち的な勧誘を受けることがなく、じっくり考えて購入の申し込みができることから、クーリング・オフ(無条件解約)制度の適用はありません。そこで、事例のように返品を申し出ることになりますが、テレビショッピングは放送時間の制約などにより、返品の可否やその条件などの重要な情報画面がすぐに消えてしまうので、表示内容を十分に理解できないことがトラブルの一因になっています。
「返品ができる、できない」というトラブルを防ぐため、特定商取引に関する法律が改正(平成21年12月1日施行)され、「返品の可否」「返品の条件」「返品にかかる送料負担の有無」を広告に表示していない場合、商品等を受け取った日から8日間は、送料を消費者が負担することを条件に返品(契約の解除)が可能となりました。ただし、例えば「商品到着後5日以内に限り返品可」などと表示をしている場合は、消費者はそれに従わなければなりません。
契約や商品・サービスなど、消費生活に関するトラブルが発生したら、早めに最寄りの消費生活相談窓口にご相談ください。
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