トップページ > 県政情報・統計 > 県概要 > 組織案内 > 企画財政部 > 企画財政部の地域機関 > 秩父地域振興センター > 秩父地域の観光情報トピックス > 秩父地域の「地域おこし協力隊員」が紹介する“ぜひココ”な観光スポット情報 KOCO “ココ” ちちぶ 第4回 伊奈 徹(いな とおる)さん
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掲載日:2024年2月21日
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【横瀬町(よこぜまち)地域おこし協力隊 伊奈 徹さん】
〇協力隊になったきっかけや、活動について教えてください。
自分自身へのチャレンジのために、横瀬町に来ました。日々、同じことの繰り返しだった地元での生活。その中で「このままでいいんだろうか?」という焦りを感じ、成長のためには適度な挑戦が必要だと考えました。
そして、偶然インターネットで「日本一チャレンジする町」の横瀬町を見つけました。
横瀬町は、人口約8000人の小さな町です。町の最大の課題は人口減少。この課題解決のために、常に新しいことにチャレンジしています。
例えば、官民連携でプロジェクトを進める「よこらぼ」(※1)や地域の憩いの場「Area898」(※2)、キャリア教育ができる「はたらクラス」(※3)など。
町内外の人が「なんか変わったことしてるね!」と感じる取組みを、横瀬町は続けています。
そうした横瀬町の取組みに刺激され、私も「まったく知らない土地で知り合いもいない中、果たしてどれだけ人の役に立てるか」と、自分を試してみたくなりました。そこで、横瀬町の地域おこし協力隊(※4)に応募しました。
地域おこし協力隊としての活動は、もともと広告関係の仕事をしていたこともあり、横瀬町の「ふるさと納税」のPRや返礼品の開拓、ふるさと納税サイトへの集客などをしています。
また、町内の事業者さんの広告宣伝やホームページ作り、集客支援などもしています。横瀬町への寄附額アップや事業者さんの売上げアップに貢献できるよう、頑張っています。
【新規開拓したふるさと納税のお礼の品が、人気ランキング全国2位になったことも】
(参考)横瀬町のふるさと納税(ふるさとチョイスホームページ)
(参考)※1 よこらぼ-横瀬町とコラボする研究所-ホームページ ※2 Area898ホームページ ※3 はたらクラス(横瀬町ホームページ)
※4 横瀬町地域おこし協力隊Facebook
〇 横瀬町には素敵な場所がたくさんあると思いますが、特にオススメなところを教えてください。
横瀬町は、人口減少の対策の一つとして、「子育てと仕事が両立しやすくみんなが笑って生活できる」、そんな町づくりを進めています。
実際、子育て世代の移住者も年々増えています。また、町の待機児童数は0で、さらに、平成29年には、一人の女性が子どもを何人生んだかを示す合計特殊出生率が、埼玉県で1位に。
これは、安心して子どもを産める環境ということです。
そうした横瀬町には、「学校では学べないこと」が学べる場がたくさんあります。子どもをのびのびと育てるには最適な環境ではないでしょうか。
ここでは、特に子育て前や子育て中の人にオススメな体験の場を3つご紹介します。これらの体験は、町内の事業者が提供しています。
一つは、元科学者の夫婦が営む絵本カフェ『タテノイト』(※5)。もう一つは、鳥獣害被害をIT技術で解決する『カリラボ』(※6)。最後は、ドローンやロボットプログラミングを扱う『フリークスガレージ』(※7)。
【『タテノイト』では、「えほんカフェ」や「森のようちえん」などを通して、その子らしさを育むことができます。】
(参考)※5 タテノイトホームページ
赤ちゃんからOKの「絵本で子育て講座&絵本プレゼント」(ふるさとチョイスホームページ)
【『カリラボ』では、シカやイノシシが出る山奥の散策やワナの設置体験、ジビエ肉のバーベキューによる食事ができます。】
(参考)※6 カリラボホームページ
親子で参加できる「狩猟体験&ジビエBBQ」(ふるさとチョイスホームページ)
【『フリークスガレージ』では、気象衛星ひまわりの運用システムに携わっていた元富士通エンジニアから、ドローンやロボットプログラミングを教えてもらえます。】
(参考)※7 新しい職業として注目される「ドローンプロパイロットの養成講座」(フリークスガレージホームページ)
子どもに特別な体験をさせてあげたい方にもオススメなのが、横瀬町です。ぜひ一度、遊びにきてみてくださいね。
[次回(第5回)は、秩父市地域おこし協力隊員の 岩野 倫代 さんです。お楽しみに。]
[取材日(寄稿日):2020年9月28日、記事掲載日:2020年10月20日] ※ 掲載している情報は取材日現在のものです。
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