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掲載日:2019年2月7日

NPO法人日本の剣道具製作技術と剣道を研究する会による「熊谷発未来に繋ぐ剣道文化祭」

文化としての剣道を伝えていく

日本の伝統的武道である剣道。しかし、競技としての剣道は知っているけれど、その歴史や道具といった「文化」としての側面はあまり詳しくない、といったかたも多いのではないでしょうか。「特定非営利活動法人日本の剣道具製作技術と剣道を研究する会」は、伝統文化の剣道の継承と、剣道具製作技術を研究することで、剣道そのものを後世に伝えていく活動を行っています。

今回は、当法人が毎年開催している「熊谷発未来に繋ぐ剣道文化祭」を取材しました。

過去最大の100人規模となった今年の文化祭

平成30年10月7日(日曜日)、熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」体育館にて、「第5回熊谷発未来に繋ぐ剣道文化祭」は開催されました。参加者は高校生からシニアまで総勢100人程度で、今までで最大の規模となったそうです。参加者同士の繋がりによって、埼玉県内だけではなく、新潟や東京などの近県、遠くは札幌から参加しているかたもいました。それだけ当法人の活動は、多くの剣道家に注目されていると言えます。

指折りの実力を持っているかたも参加しています。埼玉県警察で剣道術科特別訓練員(特錬)に指定されているかたのほか、剣道最高段位の八段のかたが4人も参加されていました。多様な職業のかたが参加しているので、よい繋がりを築くこともできます。

当文化祭では、立会、演武、指導・模範稽古が行われます。剣道形演武では、日本剣道形と、甲源一刀流の演武が行われました。剣道形の演武では刀が用いられ、会場内は一瞬にして張りつめた空気になりました。静寂の中、刀がぶつかり合う音だけが響き、参加者たちは洗練された一挙一動に見入っていました。

日本剣道形演武写真 立会様子

江戸時代に秩父地方で生まれた甲源一刀流は、心の修行の大切さを強く説いているのが特徴だそうです。この日は宗家による演武が行われました。

立会は、全て合わせて約80行われました。試合ではなく立会としているのは、勝敗を決める試合だと、どうしても一本を取りに行くことを優先してしまい、姿勢が崩れがちになるからだそうです。当文化祭では、美しい姿勢で取り行ってほしい、という想いから立会としています。

演武とはうってかわって、激しく竹刀がぶつかり合う音、両者の大きな掛け声が響き渡ります。その迫力には思わず圧倒されてしまうほど。立会は三部に分かれていて、後半になっていくほど高い実力者を持ったかたが出場しました。目にも止まらぬ速さで竹刀が振り下ろされます。お互いに隙をうかがいあう「静」の時から、一瞬の隙をついて激しく竹刀が振り下ろされる「動」の時の差は圧巻です。

関係する職人と交流できる機会にも

当イベントでは、剣道家同士の交流ももちろんですが、剣道具の製作に関わっている人と、それを使用する人の交流も大切にしています。当法人の梅澤代表も、全て手作業で剣道具を製作されていますし、会場には剣道具製作には欠かせない、皮革職人、漆職人のかたも来て、交流を図ります。

実際に使用する皮や胴台、それを使った製品の展示もあり、皆さん興味津々な様子で見入り、説明を聞かれていました。普段はほとんど関わることのない職人と話すことができる、貴重な機会にもなっています。

皮の展示以外にも、とても興味深いものが展示されています。それは、かつて使用されていた剣術の道具です。様々な時代のものが展示されており、道具の変遷がよくわかります。古いものだと江戸時代の道具もあります。

指導稽古の様子 剣道具の展示

現代では、軽くて丈夫な強化プラスチックやファイバーといった素材が胴に使用されることが多くなっていますが、そういった素材がなかった時代には、竹を組んだ胴などが使用されていたそうです。展示されている道具は実際に手に触れることができ、現代の道具との違いがよくわかります。剣道の文化も知ってほしい、という想いから、このような展示も行っています。

文化としての剣道も注目してほしい

「競技としての剣道だけではなく、文化として培われてきた剣道や剣道具をより知ってもらいたい」という想いから、梅澤代表はNPO法人を立ち上げました。この文化祭も、剣道家同士の横の繋がりを作るだけではなく、道具の素材や、かつての剣道具の展示、職人との交流を行って、剣道の文化に親しんでもらうことが大きな目的となっています。 

また、剣道具は漆や皮革といった伝統産業から成り立っています。これらの産業が衰退してしまうと、日本の伝統的な剣道具が製作できなくなってしまいます。そういったことを防ぐためにも、これらの産業を保護する活動も行っていきたいと代表はいいます。

今後のますますのご活躍、期待しています。

特定非営利活動法人日本の剣道具製作技術と剣道を研究する会

電話番号:048-523-2417

(別の形で記事をまとめてみました。ご覧ください)(PDF:673KB)

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お問い合わせ

企画財政部 北部地域振興センター  

郵便番号360-0031 埼玉県熊谷市末広三丁目9番1号 埼玉県熊谷地方庁舎1階

ファックス:048-524-0770

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