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掲載日:2022年2月4日
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西部地域振興センターでは、管内のNPO法人の事業所などを訪問して取材を行っています。
ここではNPO法人の活動などを掲載し紹介します。
特定非営利活動法人埼玉県愛瓢会は、ひょうたんの栽培から加工までの技術を広く指導し、ひょうたん文化の振興を図り、まちづくりや充実した余暇化活動を推進するために活動をしています。会員は80名(2018年12月3日現在)で、ひょうたんを栽培するモリタン会とひょうたんを加工する所沢ひょうたんクラブで構成されています。
ひょうたんの栽培
4月から10月頃まで例年共同栽培場等でひょうたんの栽培を行っています。
ひょうたんは春まき1年草で、小さいものも大きいものも同じ頃に収穫時期を迎えます。小さいものは手のひらサイズ、大きいものは数メートルにもなります。生育期間は同じでも種類により大きさがかなり違ってきます。収穫をした後は中身(種)を出す作業を行います。切り口に穴を空けて、水に2週間ほどつけておき中身を腐らせ種を出します。その後乾燥させて加工作業に入っていきます。
ひょうたんの加工・作品づくり
ひょうたんを加工する勉強会を定期的に開催しています。
ひょうたん作品の展示会
平成30年12月3日から7日にかけて所沢市役所市民ギャラリーで開催された第12回埼玉県ひょうたん展示会にお伺いしましたので、その時の様子をお伝えします。
ひょうたんの形をした看板が目印です。
入り口には、天井ほどもあるひょうたんがお出迎え。その横にはとても太いひょうたんもありました。
これら二つのひょうたんの長さと、一番太い部分の胴回りを当てるクイズが行われていました。
埼玉県知事賞を受賞された神谷さんとその作品群(手前)です。細やかな彫り物の作品も素敵ですが、なんとこのSLもひょうたんでできているそうです。ひょうたんによる造形の幅広さに驚きました。
展示会には、近隣住民をはじめ県内各地から観覧者が訪れており、展示されたひょうたんに見入っていました。 期間中約1300人が来場されたようです。
ほかにも100点以上のひょうたんが展示されていましたので、一部をご紹介いたします。大小さまざま、色とりどりのひょうたんが所狭しと並び壮観でした。
複雑な模様の付いた作品は、重ね塗りをした上でやすり掛けするのだそうです。手間暇かけた美しい作品のひとつひとつから作者の情熱が伝わってきました。
工夫を凝らした作品や、精緻な絵が描かれた作品もありました。
ひょうたんの形を活かしたユーモラスな作品もありました。
埼玉県愛瓢会事務局の田代さんにお話を伺いました。
主な活動はひょうたんの展示会ですが、これに向けたひょうたん教室や勉強会、作品の開発も行っています。
勉強会では、各々が開発している作品のアイデアを会員間で共有して、よりよい作品の製作を目指しています。
前会長との立ち上げから20年間活動をしてきましたが、見ていただいた作品のように色を付け始めたのは最近のことです。
活動は大変なこともありますが、趣味でやっていることですし、仕事で培った経験もあるので苦になりません。
ご協力ありがとうございました。
埼玉県愛瓢会の皆さま、取材にご協力いただきありがとうございました。
ひょうたんの魅力が伝わり、ますます活動が広がっていくことをお祈り申し上げます。
住所:埼玉県所沢市青葉台1275番地の1
電話番号:04-2939-5305
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