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掲載日:2020年2月18日

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NPO法人活動紹介「グリーンオフィスさやま」

西部地域振興センターでは、管内のNPO法人の事業所などを訪問して取材を行っています。
ここではNPO法人の活動などを掲載し紹介します。

特定非営利活動法人グリーンオフィスさやま

法人の概要

「グリーンオフィスさやま」は、狭山市青柳にある全32棟の団地「新狭山ハイツ」で活動している特定非営利活動法人です。団地におけるコミュニティ活動を契機として、平成15年に設立されました。

 新狭山ハイツ1

築46年を過ぎた新狭山ハイツにおいて、築80年まで安心して楽しく住み続けることを目指し、自治会や管理組合とともに様々な活動を行っています。  

新狭山ハイツへお伺いしました。

 新狭山ハイツ2  新狭山ハイツ3

西武新宿線新狭山駅からバスで10分、徒歩25分。畑や雑木林が広がるのどかな風景の中に新狭山ハイツはあります。5階建ての全32棟に、およそ700世帯1300人が暮らしています。住民の出身はほぼ全ての都道府県からと幅広く、外国人の住民も40人ほどいます。

団地の敷地内には、広場やビオトープをはじめ、丸太小屋、果樹園などがあります。豊かな緑や花から、しっかり手入れをしていることが感じられます。

  丸太小屋  小屋の中

お話を伺った丸太小屋は、約20年前に住民たちが手作りした建物です。様々な職種の住民たちが協力し合い、電柱の廃材を使うなど工夫を重ね、8か月かけて基礎から作りました。「あおやぎ文庫」と呼ばれるこの小屋には、子ども向けの本やコタツなどがあり、温もりが感じられる空間になっています。

 ビオトープ

団地北側の調節池の敷地内に作られたビオトープは、住民有志が造成し、平成13年7月に完成しました。「わくわく自然園」と名付けられたこのビオトープでは、昆虫の観察やザリガニ採りなどが行われ、多様な生き物と触れ合う場になっています。12~2月は休園となっていますが、毎月の手入れにより豊かな自然環境が保たれています。 

代表理事の毛塚さんからお話を伺いました。

 毛塚代表理事(毛塚代表理事)

事業を始めた経緯を教えてください

NPO法人を立ち上げる前に、丸太小屋やビオトープの自作、緑化活動など様々な活動を団地の住民たちで行ってきました。その中で生まれたコミュニティ活動団体や自治会などがゆるやかに連携し、コミュニティ活動をけん引していくための組織として特定非営利活動法人グリーンオフィスさやまを設立しました。セルフエイド、つまり自分たちでできることは自分たちで、という考え方で一つずつ課題を解決した結果が、今の多様な活動につながっています。一つ一つの事業を積み重ねることで、経験が蓄積され、コミュニティをマネジメントする感覚が培われてきたのだと思います。

最近の取り組みはありますか

新狭山ハイツの暮らしの魅力を発信し、空室を有効に活用する取り組みとして、新狭山ハイツ・ブランディングプロジェクトを2014年から行っています。DIY(Do It Yourself)活動の拠点である工房でイベントを実施したり、空室のリノベーションを支援したりするなど、様々なことに取り組んでいます。また、「おたがいさま里食堂」といって、旬の野菜を収穫・調理・賞味するまでを体験できるイベントを行っています。新狭山ハイツ周辺の畑で採った里芋などを、集会所のオープンキッチンで調理します。ハイツ住民だけではなく、近隣の若い家族も参加してくれています。

また、埼玉県西部地域を中心とする分譲マンションの意見交換と交流の場として、「分譲マンション地域ネットワーク・R16」を去年立ち上げました。管理組合を支援する東京都のNPO法人とともに、マンションの保全やマネジメントに関するセミナーなどを行っていきたいと考えています。 

法人と地域の関わりについてはどう感じていますか

一つ一つの地域課題に真摯に取り組んでいく中で、コミュニティ内の役割分担がされていったのだと思います。他の団体がスピード感を持って決められない問題に、NPO法人は機動的に動くことで解決に導いたり、継続的に取り組んだりすることができます。外注の仕組みや、経営的な発想を取り入れて資金面で役割を果たすこともしてきました。

また、物事を決めるときに関係団体とゆるやかなつながりを持っていることも、このNPO法人の強みだと思います。顔を合わせて話せる場と関係性があることで、合意形成がスムーズに進むこともあります。 

今後の活動について教えてください

マンションのハード面という意味では、設備の計画的な更新や修繕をいかに実施していくかを今話し合っています。築80年まで住むために、資金を適切に使えるように知恵を絞っています。

また、コミュニティという面では外国人の住民が増えていることもあり、交流のアイデアを考えています。自治会会則や管理規約の要旨の翻訳にも取り組むことにしています。

さいごに

これまでの自分の経験からすると、活動は使命感だけでできるものではありません。「楽しみ」が根幹にあってこそ、活動できるものです。達成感を味わい、一つずつ積み重ねていくことでこれまで色んなことをやってこられました。

この新狭山ハイツに引っ越してきてから、自分自身も地域に育てられてきた実感があります。地域活動では、周りの人とお互いに教え合い、教わり合うことで成長していくのだと思います。 

法人情報

住所:埼玉県狭山市大字青柳63番地新狭山ハイツ31棟102号  

電話:04-2954-2265

ホームページ:http://www.go-sayama.net/

 

お問い合わせ

企画財政部 西部地域振興センター  

郵便番号359-0042 埼玉県所沢市並木一丁目8番地の1 埼玉県所沢地方庁舎2階

ファックス:04-2993-1113

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