平成25年度における農畜産物等の放射性物質調査について
埼玉県では、食品衛生法で定められた食品中の放射性物質の基準値を超える食品が流通することのないよう、国のガイドライン「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」(平成25年3月19日付け一部改正)に基づいた調査を実施し、県産農産物等の安全性を確認しています。
平成25年度についても、以下の方針により調査を実施します。
1 本県産 農産物等の調査について
(1)調査対象
(1)重点品目
国のガイドラインで検査対象とされた「きのこ・山菜類等」、「茶」、「内水面魚種」について、一層の安全を確保するため、重点的に調査を実施します。
(2)その他の品目
県産農産物等への信頼と安全を確保するため、下記の品目についても調査を実施します。
- ア 主要作物
米麦、葉物野菜、ネギ、ブロッコリー等の主要品目について、主要産地である市町村等において、出荷時期に合わせて調査を実施います。
- イ 地域特産物等
ユズ、クワイ等地域限定の農産物や直売所向けの少量生産農産物などについても調査を実施します。
- ウ 畜産物
原乳及び牛肉、豚肉等のブランド推進品目について、調査を実施します。
(2)調査頻度等
- (1) 野菜・果樹等については、出荷時期を迎えた品目について、毎週、調査を実施します。
- (2) 穀類については、出荷時期に合わせ、国の方針に基づき、市町村、農協単位等で調査を実施します。
- (3) 林産物については、収穫時期に合わせて調査を実施します。
- (4) 原乳については、県内3か所のクーラーステーションから採材し、月2検体の調査を実施します。
- (5) 畜産物については、牛肉等のブランド推進品目ごとに調査を実施します。
- (6) 水産物については、解禁等に合わせて調査を実施します。
2 市場流通品の調査について
(1)調査対象
- (1) 全国の検査において、基準値を超過する放射性セシウムを検出した食品…きのこ・山菜類、茶、水産物 等
- (2) 一般食品よりも厳しい基準が設けられている食品…牛乳、乳児用食品、飲料水
- (3) 学校給食で多く使用されている食品…めん類、醤油、味噌 等
(2)調査頻度等
毎週、調査を実施します。
3 分析機関について
- 県産農産物等については、登録検査機関への委託により実施します。
- 市場流通品については、県衛生研究所において実施します。
4 調査結果の公表について
- 毎週の調査結果については、県ホームページに掲載します。
- 調査品目等については、四半期ごとに調査計画を県ホームページに掲載します。
問合せ先
県産農産物の調査に関するお問合せ先
農林部 農産物安全課 有機・安全生産担当 Tel:048-830-4057
県産林産物の調査に関するお問合せ先
農林部 森づくり課 木材利用推進・林業支援担当 Tel:048-830-4325
県産畜産物の調査に関するお問合せ先
農林部 畜産安全課 総務・畜産企画担当 Tel:048-830-4195
県産水産物の調査に関するお問合せ先
農林部 生産振興課 花き・果樹・特産・水産担当 Tel:048-830-4151
市場流通品の調査に関するお問合せ先
保健医療部 食品安全課 食品保健・監視担当 Tel:048-830-3611