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掲載日:2021年7月26日
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あの大雪でハウスが倒壊、長瀞福島農園の大ピンチ。貴美恵さんが始めたお店は?いちごの栽培は?家族みんなで夢に向かって新たな一歩を。
貴美恵さんは、22歳で農業高校の先輩と結婚。昨年の春から2人の子供が保育園に行き始めたのを契機に、夫のいちご栽培を手伝い始めました。
昨シーズンに自宅の直売所の改装と農産加工施設を立ち上げ、いちごやトマトのジャム、自家製小麦を利用したお菓子を販売していこうと張りきっていました。ところが、いちごの観光摘み取りが始まり、これからという時にあの2月の大雪でハウスが倒壊。奇跡的に30年もののハウスだけが残りました。「壊れたハウスの撤去・再建するにはどうすればいいか。辞めてしまおうか」と話したこともありました。
しかし、新しくした直売所に農産加工施設、残ったハウスもあり、いちご栽培を続けろと言うことだと思い、再建に向けて動き始めました。
現在、ハウスの再建の目途も立ち、イチゴの苗の定植も何とか間に合いました。「12月には赤い美味しいいちごを、たくさんのお客様に食べてもらえるようにがんばります。」と言います。
加工部門は貴美恵さんが責任者です。小さな子供たちが、おいしく安心して食べられる手作りのジャムやお菓子を作っています。
ジャムにある“Sunny Day’s Kitchen”のラベルは、貴美恵さんの息子たちの名前「青空(そら)、陽太(ひなた)」と青い空と黄色い太陽をモチーフに作りました。
「将来は、地元のぶどうや栗等も使ったお菓子を作り、地域のみなさんから親しまれる、憩いのカフェにしたい」と夢を語ってくれました。
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