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掲載日:2018年7月31日
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知子さんは、平成4年に車関係の仕事をしていた利昭さんと結婚、しばらくサラリーマン家庭でした。
平成15年に「きゅうり栽培に転職するぞ、おやじの栽培技術を絶やしたくない」と言う夫の言葉と「自然の中での仕事も良いかな」との思いから、両親が行っていた農業に一緒に取り組み始めました。
きゅうり、トマト栽培は、両親と夫婦で役割を分担して手際よく進めてますが、大学、高校生、中学生の子供たちも時々作業を手伝ってくれます。きゅうりは、農協系統で「埼玉きゅうり」として出荷していて、4月~6月までの間は新鮮さをPRするためきゅうりの花をとらずに収穫し「花つききゅうり」として出荷しています。また、トマトは3月から6月までスーパー等に直接納品しています。 『お客さんから「おいしいので、また買いたいです」と言われる時が、うれしい一瞬』と知子さんは言います。
家庭では、採りたてきゅうりで作る「たたききゅうりのネギソース」、完熟のトマトで作る「ミートソース」や「トマト煮」は子供が喜んでくれるそうです。特に夫が作る「ラザニア」は格別だそう。
知子さんは、女性組織の「加須市園芸組合女性部」「ほほえみ会」「なごみ会」に加入し、働き方の工夫、農産物の加工、時には都内見学を行い、農業経営の向上、暮らしの工夫、子育てに役立てています。
「何より、仲間がいることは、心強いものです。これからも、家族、仲間と「美味しいきゅうり生産」を目指します。」と笑顔で語ってくれました。
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