ページ番号:118858
掲載日:2020年12月15日
ここから本文です。
「大木農園」は川越市福原地区で主にさといも、ほうれんそう、こまつな、ねぎ、じゃがいもを栽培しています。
恵子さんはサラリーマン家庭で育ち、農業とは縁遠い生活をしていましたが、結婚を機に就農しました。農作業はやること全てが初めて。最初はどうしてよいのかわからなかったそうですが、御両親や御主人に教えてもらいながら、「どうせやるなら楽しもう!」と日々の仕事の中にも自分なりの面白さ、楽しさを見つけだしています。
3児の母でもある恵子さん。農業と家事、育児は大変ですが、家族の協力を得ながら、いつも明るく頑張っています。
○伝統的な土づくり
恵子さんのこだわりの1つに「おいしい野菜を消費者に!」という思いがあります。おいしい野菜を作るために欠かせないのが土づくり。大木農園では昔から、所有する平地林の落ち葉を堆肥にして利用する「落ち葉堆肥農法」を行っています。家族総出で行う落ち葉掃きの様子は、今後上映が予定されている、循環型農業をテーマにしたドキュメンタリー映画「武蔵野」の中で紹介される予定です。作業は大変ですが、恵子さんは落ち葉堆肥作りの取り組みをこれからも伝えていきたいと考えています。
○新たな試み
農産物の売り先は農協に共同出荷する他に、7年くらい前からスーパーなどの直売コーナーでも野菜の販売をしています。販売店への配達は恵子さんの担当で、他の出荷者やバイヤーとやり取りをして出荷量の調整も行っています。出荷先で会うお客様との会話も楽しみのひとつです。お客様から「大木農園の野菜は食感がよくおいしい」と言っていただく時、これまでこだわってきた土づくりがおいしい野菜作りに繋がっていることを実感するそうです。
最近はいろいろな野菜を直売コーナーに出そうと、芽キャベツ、ピーマン、カリフローレなどの栽培にも挑戦しています。恵子さんは今まで以上に大木農園の野菜を手にしてもらえるよう、土づくりと新たな品目の栽培に力を入れています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください