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掲載日:2020年8月17日
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飯島さんは、今年3月に本県農業大学校の短期野菜専攻を卒業し、鳩山町に就農したばかりで、小学生のお子さんが2人いる「新人」農業女性です。
実家は群馬県の農家ですが、しばらく湘南住まいで、おしゃれなレストランで働いていました。
農業にあこがれて自然豊かな鳩山町に家族4人で移住され、農業大学校に入学する前から地元の農家を訪問するなど、熱心に勉強してきました。
農業大学校では、様々な野菜の栽培について学びましたが、子育てしながらの農業ということもあり、比較的時間に追われない品目として、ネギの栽培を始めました。
また、こども動物自然公園で飼育しているコアラの餌となるユーカリ栽培にも取り組んでいます。これは法人見学会が縁で、インターンシップ研修した入間市の農家の紹介によるものです。ユーカリは何十種類もあり、飯島さんが作っているのはビミナリスという品種は、比較的寒さに強く鳩山町でも十分に栽培できる品種です。ユーカリはまだ植えたばかりで、本格的な出荷は数年後ですが、経営の柱として大きな期待をしています。
飯島さんは、地域の伝統野菜「比企のらぼうな」の組合にも加入して栽培を行うなど、新規参入であるにもかかわらず、すっかり地元に溶け込んでいます。
ユーカリと露地野菜の複合経営という、埼玉県でもあまりない事例での経営開始ですが、地元が期待する新人、飯島さんです。
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