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掲載日:2020年1月14日
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小さいころから、農業に関心を持ち、大学卒業後は埼玉県で農業改良普及員として働いていた加菜子さん。
普及員仲間の夫(浩氏)と結婚、3人の子育て、夫の就農(株式会社はせがわ農園の立ち上げ)と目まぐるしく環境は変化しました。
その後、多角的農業経営に取り組む浩氏を支えたいと就農しました。
農産物そのまま、または1次加工の米粉、大豆粉、きな粉では販売量に限界があること、梨の販売時期だけでなく通年お客さまに来てもらうため、加工品の開発を始めました。
何度も試行錯誤して完成した「大豆粉のパウンドケーキ」、「米粉のシフォンケーキ」等を商品化しました。
現在、梨サイダー、おむすびの商品化に向けて、県の農業版ウーマノミクス事業を活用し試作・検討中です。もちろん、自社農園で収穫した農産物を活用しています。
「農地を子どもたち(中学1年、小学5年、3歳)の世代に残したい、そのために農業を続けたい」と話す加菜子さん。
普及員時代に仕事を通し実感した、「農業に女性の力は不可欠」という信念を、今、自分自身で実践しています。
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