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掲載日:2019年12月23日
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今でこそいちご農家の幸乃さんですが、大学では畜産を専攻していました。卒業後は養豚場に就職、5年間働いたのち結婚を機に退職し、上の原農園でいちごの栽培と接客をするようになりました。
「最初の1年は、ただただ辛かったです。」
幸乃さんが辛く感じる理由は、いちごと豚の違いにありました。
「豚は私がすることに対してすぐ反応をしてくれました。嬉しい、嫌だ、気持ちいい…など、表情や仕草で分かります。でも、いちごはそうではありません。初めて栽培するいちご、理由も分からず作業をしていました。」
今楽しく仕事ができているのは、家族の支えがあったから。特に御主人は、作業内容だけでなく栽培理論についても丁寧に教えてくれるそうです。また、御両親も「いろいろな意見がほしい」と幸乃さんの話を聞いてくださるとのことでした。
「今ではいちごの反応もよく解かるようになりました。副葉が出ている株を見ると『もう、栄養あるからって張り切っちゃって!可愛いなぁ』と思えるくらいです。」
いちごハウスの横には、オレンジ色の小屋があります。住人はミニ豚のチャスくんです。幸乃さんは豚を飼うことを嫁入りの条件にしたそうです。チャスくんは「看板豚」としてお客様にも家族にも愛されています。
今年2月には長女の苺花(いちか)ちゃんが誕生しました。幸乃さんは今日も、子育て、いちごや豚の世話にと頑張っています。1月からいちご狩りがオープンします。是非、上の原農園に足をお運びください。
上の原農園ホームページ http://uenohara15.net/
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