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掲載日:2019年9月11日
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石川さんは東松山市に生まれ、緑豊かな農村地域に育ちました。家は農家ではありませんが、環境保全に関心を持ち、大学卒業後に農業を始めるべく神奈川県の農家に一年住み込みで研修し、野菜の栽培、販売を学びました。その後、東松山市で新規に農業を開始し、10年。初めは他の仕事をしながらでしたが、現在では農業を専業として3年が経ちました。
石川さんの農業は、地域の環境を守りたい事から始まったので、農業は有機栽培です。そのため、天候により農作物に病気が出て、安定供給できない事が一つの悩みです。また、有機農業について語ると宗教と誤解されたり、なかなか理解が得られなかったりで、新規に販路が広がらず、作るより売ることの難しさを痛感することが多いそうです。
自分のしたいことを自分のペースでできる魅力を感じながら農業を行っています。
今後は、安定した収入を確保して自立し、ゆくゆくは地域を拠点とする食に関する事業に携わったり、消費者の食への関心を高めていきたいなどの熱い思いを語ってくれました。
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