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掲載日:2021年10月11日
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千葉さんは、県農林公社の勤務時に梨の生産に興味を持ち、試験研究機関での研修を経て、東松山市で就農し、梨の生産を始めて3年目になります。
梨農家さんが栽培をやめてしまった梨園を借りての梨栽培です。中には4年間手つかずで放置され、荒れていた梨園もありましたが、手をかけ管理し、収穫できるまでに復活させました。
千葉さんは、新規参入でゼロからのスタートのため、梨栽培の装備をほとんど持ち合わせていません。そのため、一番苦労するのは、作業に必要な機械や資材等を梨農家さんから譲り受けたり、借りに行ったり、あちこち飛び回りながら作業をしなければならないところだそうです。これから徐々に機械などを揃えて作業性を良くしていきたいと考えています。
今年は、まだ一部収穫に到らない梨園もありますが、来年は管理している全ての梨園から収穫できるようにする予定です。また、譲り受けた梨園であることから、梨の品種構成に偏りあるのを、徐々に変えていこうと他品種の接ぎ木を進めています。
千葉さんちの梨は、大玉で美味しいと、販売2年目にして直売所にはリピーターがたくさん来園しています。
梨の生産では、傷がついてしまったり、どうしても販売できない「はね出し」の梨ができてしまいますが、現在それを市内のカフェでスムージーやケーキのソースに利用してもらっています。千葉さんは、このような梨の加工販売にもこれから力を入れていきたいそうです。
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