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掲載日:2015年9月17日
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青木優子さんは、動物が好きで動物看護師として6年間働いていましたが、5年前に仕事をやめて、夫の実家である青木牧場に就農しました。
現在、成牛と子牛を合わせて約70頭飼育しており、そのうち搾乳牛は36頭です。自給飼料として、飼料用稲の栽培も行っています。
3人の子供がいる青木さんは、子育ての合間に農作業をする毎日です。子牛の哺乳と餌の給与が主な担当です。「育児と仕事の両立は忙しく、大変なときもある。」と青木さんは言います。
しかし、忙しい日々の中、自分でデザインした牛の絵のオリジナルTシャツを作るなど、生活を楽しむ工夫をしています。取材に行った日も、ご主人とおそろいのTシャツを着て作業をしていました。
「今後の目標は2つある。」と青木さんは話してくれました。1つは、10月に北海道で行われる全日本ホルスタイン共進会に牛を出品するために、予選会で埼玉県代表の4頭の中に選ばれることです。
毎日同じ仕事をしていますが、「牛たちの表情はいつも違っていて、飽きることがない。」と青木さんは語ります。非農家出身で、最初は大きな牛が怖かったけど、育てていくうちに怖くなくなったそうです。「今では、子牛が育っていく様子を見るのが仕事の中で特に楽しい。」と話し、動物が好きという青木さんの気持ちが伝わってきました。
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