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掲載日:2021年8月23日
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結婚10年目の知子さんは、サラリーマン家庭に育ち大学を卒業後、県内有数のスーパーに就職。ご主人とは職場結婚で、ご主人にもらった実家のぶどうを食べたのが、出会いの始まりだったそうです。
始めはぶどう園を手伝う予定ではなかったそうですが、子供達が保育園に通い始めた3年前に働くことを考え、実家のぶどう園を手伝うことに。義父も仕事としてやるのだからとお給料制にしてくれたそうです。ご主人も、休みの日にはぶどう園の仕事を手伝っていますが、まだ就農は先のようです。
ぶどうの作業で一番難しいのは、ぶどうの形が決まる摘粒で、ぶどうの花が咲き始める5月の房づくりから袋かけが終わる7月まで、棚下で顔と両手を挙げた農作業は、肩こり、筋肉痛と若い知子さんにもこたえると話してくれました。
やまねぶどう園には約20品種のぶどうがあり、最初に販売が始まる「ちちぶ山ルビー」が一番人気だそうです。その後、種あり巨峰、シャインマスカットなど10月中旬まで美味しいぶどうがあります。ただ、売り切れる日が多くて、せっかく買いに来てくれたお客さまにお断りするのが申し訳なくてと話していました。
知子さんは、まだ冬の剪定をやったことがなく、そろそろ一年を通じたぶどう栽培を勉強したいと、とても前向きです。将来、ご主人も一緒にぶどう園をやる時に、自分が義父に教えてもらったことを、ご主人に伝えていければと思っているそうです。これからも美味しいぶどう作り、がんばってください。
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