ページ番号:55233
掲載日:2021年7月29日
ここから本文です。
7月上旬、牧野涼子さんの野菜畑に案内してもらいました。野菜を見る眼差しが限りなく優しく、農業が楽しくて仕方ないという印象を受けました。この時期、牧野家で収穫時期を迎えている「なす」は夫の英二さん、「ゴーヤ」は涼子さんの担当で、お互いに責任をもって育てているそうです。
涼子さんは、畜産大学を卒業後、県内の牧場で酪農ヘルパーとして5年間働きました。ヘルパー時代に「農業の楽しさ」や「児玉地域の自然環境の素晴らしさ」を実感し、「農業をするならこの町で」とずっと思っていたそうです。
英二さんは農業系研究機関に勤めていましたが、「農家になる」という夢は二人とも一緒でした。子育てをしながら、情報収集やら野菜作りの研修を受講するなど、着々と進めていた涼子さん。約1年の研修を受講し、平成23年6月に晴れて念願だった農家になりました。
主要野菜のブロッコリー、なす、ゴーヤ、レタス、玉ねぎは農協に出荷するほか、JA直売所にも出荷しています。
「児玉の農業を盛り上げていく一員になりたい。地域の一農家として、児玉の野菜をもっとPRしていきたい。」と語ってくれました。
涼子さんは今、2人の小学生の母として、夫の良きパートナーとして、児玉地域の農業を支える担い手として、農家の暮らしを楽しみながら充実した毎日を送っています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください