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掲載日:2018年7月31日
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喜久江さんは、数年前まで農業とは関係のない仕事に就いていましたが、義母のケガをきっかけに、夫の農作業の手伝いを仕事の合間にするようになりました。
ある日、「あ~今日もお父さんの手伝いをさせられた」と息子の前でぼやいたところ「そうやって、人にやらされているって思っているうちは、何やってもダメなんだよね」と言われ、その言葉がしばらく頭の中で鳴り響いていたそうです。
喜久江さんは、「本当に、息子の言うとおりだわ・・。」と思い、今までの消極的な気持ちを切り替え、自分が主体的にできる農業をしたいと強く思うようになったとのこと。
夫は露地野菜を作っているので、ハウス栽培にしようかと考えていたところ、イチゴに出会ったそうです。「養液いちご研究会」の先輩方の元で研修を積み、この冬、待望のイチゴ園をオープンしました。
「かなり遠回りをした分、今はとても真剣かつ集中して農業に取り組んでいます。微力ながら、農業を通して日本の農業の未来や社会に貢献したい。まずは、皆様に喜んで頂ける美味しいイチゴをつくること、そして観光農園を充実させるよう全力で取り組んでいきます。今までこんなに、時間を大切に感じたことがないほど、今はとても充実しています。農業に出会えて、いちごに出会えてとても幸せです。多くの人に笑顔を届けたい、その思いで進んでいきたいです。」と語ってくれました。
苺のマルシェ HPアト゛レス http://www.ichigo-marche.com
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