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掲載日:2020年1月20日
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椎林さんは、小さい頃から自然や自給自足にあこがれ、両親の勧めもあり埼玉県農業大学校に入学し、卒業後、社会福祉法人一粒に勤め、現在は、30aの農地で障がい者の人たちに農業を通じた自立支援を行っています。
「農業の楽しさをどう伝えるかを常に考えて、農作業を通じた自立支援を行っています。ただの作業にならないようにすることが大変です。」と話してくれました。
社会福祉法人一粒では、農作業の他にも、無添加のパンや豆腐の製造も行っています。特に豆腐は「行田在来青大豆」を使ったこだわりの豆腐です。
「行田在来青大豆」は、行田市で古くから自家消費用として栽培されてきましたが、昭和50年代に姿を消してしまいました。
一度途絶えた大豆ですが、埼玉県農林総合研究センターが種を保存していて、県内の在来大豆の加工適性試験を行なった結果、豆腐として有望なことから平成19年から栽培が復活した大豆です。
ほんのり青く、甘みが強く独特の香りや風味が特徴で豆腐にすると更にそのおいしさがわかるそうです。
農業は、「いのち」の大切さを伝える大切な活動だと思います。これからも「いのち」の大切さを伝え、安らぎ、満たされ、癒されることを目標に活動して行きたいと思います。」と話してくれました。
また、一緒に活動してくれるスタッフも募集中だそうです。
「社会福祉法人一粒」http://www.hitotubu.or.jp/
「行田在来青大豆」http://www.pref.saitama.lg.jp/b0907/kitasaitama-nousanbutu/gyodazairai.html
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