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掲載日:2018年2月5日
福田優作(ふくだゆうさく)さんは平成23年に就農し、2月中旬から7月出荷のトマトを20a、9月から11月初旬出荷のきゅうりを15a栽培しています。
上里町に生まれ、大学入学とともに地元を離れ他県で就職しましたが、いろいろな人と出会う中で就農を考え始めました。祖父の死で栽培面積を減らすという話が家族で出たとき、「減らしたくない。自分が農業をしよう。」と決意しました。
就農後はハウスごとに責任者を決め、福田さんはその1棟を管理しています。農作業や作物の状況を写真に残して、翌年の栽培の参考にするなど日々が勉強だそうです。福田さんのハウスでは、土壌水分を制限したトマトも栽培しており、味が良く「このトマトが欲しい」と大人気です。今は、予約しないと買えないくらいの人気商品となっています。
大玉トマトは栽培技術によって大きさや味が変わります。その中で、昔ながらのトマトの味を目指したいそうです。将来的には、大玉トマトの周年出荷と雇用を考えています。
福田さんは上里町の青年農業者団体に所属し、現在会長を務めています。青年農業者のプロジェクト活動では、発表する若手の練習に参加し助言もしました。団体に参加したことで農業者の知り合いが広がり、「上里町は人柄も良く暮らしやすい地域」と福田さんは話します。
3月には、福田さんが実行委員を務める「農婚」のイベントが開催されます。「農婚」では、野菜産地である児玉地域の野菜収穫体験など、様々な企画を検討中です。
頼れるお兄さんである福田さん。一層の活躍が期待されます!
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