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掲載日:2016年12月28日
宮寺裕輔さんは、三芳町でさつまいもを中心に、にんじん、じゃがいも、きゃべつなどを栽培しています。
三芳町の上富地区は江戸時代に川越藩が武蔵野台地を開いた三富新田(上富、中富、下富)の一つ。320年の歴史のある畑地帯です。
宮寺さんは物心ついた頃から畑が遊び場で、小さいころから将来は農業をすると思っていました。
特にお父さんの仕事姿をみて「農業をしよう」と思った宮寺さん。高校卒業後、埼玉県農業大学校に入学し、露地野菜・経営の勉強をしました。卒論は「さつまいも」について取り組み、さつまいもの品種別の食味の評価をする方法を得るため、女子栄養大学まで勉強に行ったこともあります。在学中に学校が休みの時は、家の農業の手伝いをするなど、学生生活を楽しむと同時に就農準備も進めました。
農業大学校卒業後は、迷うことなく即就農しました。
就農後は、さつまいもの面積を拡大し、お父さんの指導のもと良品質生産を心がけ「消費者に喜ばれる農産物」を生産しています。
また、三芳町にある三芳町4Hクラブには、就農してすぐに入りました。三芳町4Hクラブは、共同プロジェクトはもとより、小学校の食育、町内外での直売会、遊休農地の管理、町の体育祭等の地域活動にも参加しています。その都度仲間と会うことでいろいろな情報を交換しています。
また、4Hクラブの県組織である埼玉県農業研究団体連合会4H部へ、三芳町4Hクラブの役員として参加し、県のイベント等で活躍しています。
これからも、良品質生産を心がけ消費者に喜んでもらえる農産物を生産していきます。
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