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掲載日:2016年11月15日
小池さんは高校卒業後、農業機械販売会社に14年間勤務しながら、家業の水稲栽培の手伝いをしていましたが、次第に本格的に職業として米づくりに取り組みたくなり、平成24年に就農しました。
就農当初から一部で行っていた直接販売で、消費者と交流しながら販売することに魅力を感じた小池さん。安全安心を担保する特別栽培の県認証や、2kgからの少量販売、注文を受けてからの精米など、消費者のニーズを捉え、埼玉県育成品種「彩のかがやき」「彩のきずな」を中心に、生産する米の6割ほどを消費者に直接販売しています。
県庁朝市出店者の会では副会長を務めるほか、各種イベントへの積極的な参加、近隣の飲食店への営業、自宅周辺に「新米販売」ののぼりを立てるなどのPR活動により、直接販売の推進をしています。また、生産コストを低減するための「鉄コーティング湛水直播」への取り組みや、SNSの活用による栽培技術の情報交換など、生産体制の整備にも取り組み、昨年の青年農業者研究大会では、これまでの活動を発表し優秀賞を受賞しました。
これから取り組んでいきたいことは、地域の若手稲作農家と連携し「いちごの里よしみ」に負けない、「おいしい米の里よしみ」にしていくことだという小池さん。地域農業の担い手として期待を集めています。
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