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掲載日:2016年10月12日
鈴木さんは、一般企業に勤務した後、平成21年に実家に就農しました。現在、水稲と小麦を約3ha、ねぎ、にんじん、かぶなどの露地野菜を約2ha栽培し、市場出荷しています。
就農と同時に、若手農業者組織の熊谷4Hクラブに加入し、現在は会長を務めています。
取材に伺ったときは、夏ねぎの収穫シーズンで、調製作業を行っていました。
元々、家の農業を継ぐことを考えていなかった鈴木さんは、プログラムの専門学校に進学し、卒業後は都内のネットワーク関係の企業に就職しました。しかし、パソコンと向き合ってばかりの職場環境にだんだんと疲れ、退職して実家に戻ることにしました。
初めは、うまくいかず、つらいと思うこともありましたが、自らの努力が結果として現れる農業に魅力を感じるようになってきました。どうしたらより良い結果を出すことができるのか、日々向上心を持って農業に取り組んでいます。
昨年度は、ねぎの収量・品質向上のための肥料施用試験を行いました。今年度は、その結果を踏まえて施肥計画を立て、収量2倍を目標に熱心に栽培を行っています。
「田畑が広がる、自分が好きなこの風景を守っていくためにも、一つ一つの土地を守り、管理していきたい。」
と農業への想いを語ってくれました。
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