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掲載日:2016年8月25日
石川さんの家は、四代続いている農家です。小さい頃から一生懸命働く両親を見て育ちましたが、自分が農業を継ぐとは思っていなかったそうです。しかし、大学生の頃に「両親が一生懸命守ってきたねぎ生産を自分の代で終わらせるのはいやだ!!」と一念発起、卒業と同時に就農しました。
農業に取り組み始めた時、害虫や病気、少しの天候の変化でも左右される収量や品質など、ねぎ栽培がこんなに難しいものとは思わなかったそうです。また、両親が守ってきた信頼の看板がこんなにも重いものだったとも気がつかなかったとのことです。
「だから、今はねぎ栽培の勉強中、両親から、畑のねぎからいろいろなことを吸収しています。目標は『長くてきれいなねぎ』、『天候や病害虫に負けないねぎ』です。当たり前だけど難しい目標ですが、一生懸命取り組んでいます。」と熱く語ってくれました。
将来のビジョンも広がっています。いろいろな作型へのチャレンジや、地域の空いている農地を借りて規模拡大をするなど、担い手としての意識も高い裕典さんでした。
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