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掲載日:2016年8月4日
浅見和文さんは、皆野町でぶどうを中心とした果樹栽培に取り組んでいます。
和文さんは、就農前に3年間、国の果樹試験場で研修・契約職員として働いた後、平成22年に実家のぶどう園である「かわご園」に就農しました。
取材に伺ったときには、香りのよい桃の収穫作業中でした。かわご園では、桃は主力のぶどうに次ぐ生産品です。
「ぶどうの栽培と作業が重なるため、これ以上は面積を広げられないけれども、心待ちにしているお客様のために栽培を続けていく。」という和文さん。良いものが栽培でき、お客さまに喜んでもらえることが、農業を行うモチベーションとなっているそうです。
和文さんは、果樹試験場時代に様々な先進的な技術や考え方を学びました。その中で何よりも印象深かったのは「畑を歩いた分だけ良いものができる。」との言葉だそうです。就農してからは、その言葉を胸に、できる限りぶどうや桃の樹を良い状態に管理し、良質な収穫物を得られるように取り組んでいます。
「最近は、その成果が徐々に表れ、良いものを多く作れるようになってきた。」という和文さん。益々の活躍が期待されます。
これから、ぶどうの収穫時期を迎えます。かわご園では、秩父地域のオリジナル品種「ちちぶ山ルビー」や栽培者の少ない「ゴールドフィンガー」など珍しいぶどうが人気です。
ぜひ、美味しいぶどうを御賞味ください。
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