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掲載日:2016年2月8日
柴崎さんは、一般企業に勤務した後、平成22年9月に実家を継いで就農しました。柴崎家はねぎ農家で、直樹さんが4代目になります。
就農後は、深谷市の若手農業者組織「ふかや4Hクラブ」に入会し、1年後にはクラブの会長を務めるなど、組織活動にも意欲的に取り組んでいます。
栽培はねぎ、きゅうり、加工用キャベツの3品目に的を絞り、農協と市内のラーメン店に出荷しています。
ねぎの栽培に力を入れている柴崎さんは
「ねぎは、種をまいてから収穫するまで約1年かかります。土づくりから始まり、育苗、消毒、草むしり、土寄せ、どの作業も大事で、きちんと管理しないとねぎはできません。ものづくりにおいて近道はありません。地道に汗水たらしながらねぎづくりに励んでいこうと思います。目指すは反収(10aあたりの収穫量)4tです!」
と熱く語ってくれました。
「1反あたりの利益が50万円以下では、ねぎは作らないほうが良い」と自身の経営管理にも厳しい柴崎さんは、機械化一貫体系の導入や移動コストの削減を目的とした農地集積に積極的に取り組んでいます。
取材の最後には
「今後は深谷といえば柴崎農園と呼ばれるように夫婦二人三脚、仲良く自分達のペースで深谷ねぎを守り、次の世代にバトンを渡せたら嬉しいです。」
と深谷ねぎに対する想いを語ってくれました。
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